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ダニ~結露の皆様の回答に対するコメント

①私の家は常に除湿器を回しているのですが、梅雨の時期になると、除湿器だけでは、部屋の湿気が取り除けず、毎年、いやな気持ちになります。
窓を開けて、換気しようにも外の空気もジメジメしていますし、家のすぐ後ろは山があって、日陰が多いです。
このような家の場合、湿度を無くす最善の方法をアドバイスしていただきたいです。

  敷地環境や部屋の間取りやその他の条件によって、ジメジメが長く続く所や場合もありますね。
 ・設計や、窓の開け方や、換気方法や、家具の配置や、その他色々対策はありますが、
・外も湿気ている場合(雨の日等も)は、空調機のドライ運転をずっと回しています。ドライは冷暖房よりランニングコストはかなり安いです。
・裏庭の手入れや、雑草の整理も大事ですね。緑は西壁面の遮蔽や屋上緑化等による室内温度を下げる効果等良い点も多々ありますが、緑によってひきよせられる害虫侵入等もあります。(室内の観葉植物も時々葉を拭いてあげないと、そこにダニや他の虫がはびってしまったという話もあります。)
・他には、脱臭剤を押し入れ、クロゼット等に入れて、良く取り換えています。
 
②私は、カビは基本食べ物や水場(湿気の多い場所)に出現するイメージが強かったので、カビの問題3 身の回りで起きたカビ菌による被害は?に対しての回答で、牛皮のバッグや革靴にカビが生えたと回答していた人がいたのは衝撃でした。時間が経つと再度カビが出現したとも言っていたので、自分の家にしまっているカバンも大丈夫か不安になりました。また、問題4の①の回答では、冷蔵庫に保存している物であってもカビが発生したと書かれていたので、この時期は特に食材を早めに消費することを心掛けようと思いました。
・結露の問題1の回答で、初めて寝室には湿気がこもりやすく結露しやすいと知りました。改めて、定期的にする窓掃除でよく自分の部屋の窓がカビで汚れていたことを思い出しました。⑤の回答で結露対策についてかなり具体的な例が挙げられていたので、参考にしたいと思いました。

  ・バッグやブーツなどは、暫く使わない時は、手入れの方法や保管方法を調べて、多対応したらいいですね。
   (恥ずかしながら私も経験あり  捨てました)
   帽子も汗をかいた部分そのままにしておくのは問題です。手入れをしてしまうべし
  ・食品庫は定期的に見ること。そのためには、設計の段階で棚奥行きを深くしないとか、スライドで奥も常にすぐ引き出せるとか工夫したらいいですね。
・冷蔵庫の中でカビル (私も正直ありますよ。火を通して作ったジャムなどでも蓋など開け口など空気に良く触れる所、人の手が触れるところは要注意ですね。ジャムやパンの防腐剤やベーコンの亜硝酸ナトリウムをやめたくて、パン、ベーコン、ジャム等はずっと手づくりしていますので、何日かで食べる分以外は小分けにして冷凍保存しています。)
・寝室の布団 人の汗や水分かなりのものです。調べてみて下さい。
・湿気対策参考になるもの取り入れたいですね。

③皆さんの回答を見て自分も気をつけようと思ったり、沖縄と他県では同じ被害でも違いがあると分かりました。
・住む場所によっては海風が年中あたる(塩分を含んだ湿気)
・台風による建物への被害 (潮風 大量の雨がコンクリート壁面へ  台風後は外壁面洗うべし)
・区画整理直後の敷地 (土を掘り返しているので、数年は湿度が強いかな?
④質問 1:ダニの生息条件 温度はおよそ(20~30℃特に25~28℃) 湿度(60%~80%特に70~80%という事で、沖縄の場合ダニの繁殖は、3月後半から12月前半までになるのでしょうか?
基本はとして、5月~9月となっていますが、近年の沖縄における気温と湿度の条件から見たらそれに当てはまる気がします。

・確かに、沖縄はかなり湿度の高い時期が長いですね。

質問 2:床に炭を敷くとカビが生えづらくなったと聞いたことがありますが、これは、炭が湿度調整をしていると考えられるのでしょうか?またそのためカビが生えなくなったのでしょうか?
  
 ・一時床下に備長炭を敷き詰めるとよいという事で、私も検討しましたがやめました。
   (外の倉庫に備長炭の入った箱を置いていたら、数か月後?備長炭の中にシラアリ?が巣くっていた。
    多分、備長炭は硬く焼しめられているので、中のホールが温度など彼らに最高の環境?)
    (炭の調湿作用はある程度考えられると思いますが、ホルムアルデヒドの実験をしている時、炭はいったん吸うとその後また吐き出すので、その時は2週間ごとに天日干しで吐かせるという必要性を感じました。ホルムアルデヒドなどではないので、湿気た空気を自然に吸う吐くを繰り返すという意味ではいいのかもしれません。)
・床下のカビ対策、風を通すことだと思いますが、換気口の配置のよっては風の回らない溜まりができたりします。私の知り合いの設計士は完全に床下も機械換気を勧めています。
(沖縄の住宅で久米島の上江洲家は、床下に貝殻をひき詰めていました。調湿ですね。   
床下も高く風の流れがよく爽やかでした。)  

コメント 1:畳は天然イグサで出来た畳が、香りや肌触りをとても良いと思います。しかし、ダニやカビが発生するのも天然ではしかたない事であるが、手入れを考えると化学畳が便利に感じます。近年、積水MIGUSAや気分草快などの天然畳に近い商品も開発されているようです
  
  ・畳も色々ありますね。必要な時だけ敷く敷畳とか生活様式で対応する手もありますね。

⑤高温多湿で住宅の品質も高くはない沖縄では、人間が快適に暮らせるレベルの建築物がかなり少ない
 ということが、みなさんのコメントを見て想像していることこである。
 沖縄のビジネスレベルのホテルに各種泊まったが、宿泊費が安いところほど、低レベルの屋内環境であった。
 要するに、湿っており、黴臭く、かゆくなるようなイメージである。
 清掃レベルもてーげーであり、価格に対してそれなりということである。
 住宅よりも、時期によっては外のほうが快適であることもあり、一長一短があるものの、
 短のほうが多い気がしてならない。

 ・たかがダニされどダニ
   (ダニがいそうと神経質になりすぎるのも問題ですが、ダニによる被害で裁判になった例もあります。
    賃貸マンションで、借家人にダニ被害で訴えられ400万の慰謝料ならびに損害料を支払った。
借家人が、荷物を置いたまま半年出ていった例もあります。半年の家賃は無しになりました。
ダニ被害で慰謝料をもらった借家人が、別の賃貸物件で、わざとダニを放し刺されて被害を訴え慰謝料を請求したが、過去2回同じようなことをしていたので、詐欺罪に発展した。)
(畳に薬剤がしみこませられるようになった経緯は、1960年代団地で、工期の遅れや入居日時契約等の関係で、コンクリートが乾かないうちに畳を搬入、入居したため、大量のダニが発生し被害がふえた。これをきっかけに、住宅公団が防虫紙(有機リン系 この頃は人に無害といわれていた)を畳に入れる様になりその後長い間標準仕様となった。)

 建築物の設計をするのであれば、儲けを優先するのであれば、最低レベルの住環境を確保して
 情弱な消費者から暴利をむさぼるということになりやすい環境でもあり、いろいろなものが高くつく
 印象を受けている。まともさを求めると、内地と2倍程度の費用が掛かるのではないかという
 雑感である。
大学のオンライン講義などで、それぞれのお部屋の状況をみることができるが、見るからに
 ダニカビシッケが多そうな屋内環境が見て取れ、コロナによって、屋内環境の清潔度レベルが
 一層高まり、あらたな建築内装材などの研究開発やビジネスも盛んになると予想している。

 ・あらたな建築内装材などの研究開発やビジネス いい観点ですね。

問題1:自分の家づくり(住まい方)について、是非、取り入れたい事や、考え方を述べよ。
問題2:子供部屋についての考え方を教えてください。個室は必要か?
という設問に対して、「子供が何歳かにもよる、50歳でも80歳の親からしたら子供であり、
質問の条件があいまいで、こちらが設定して回答するスタイルを求めているのだろうか。」
という指摘がありました。ご指摘ありがとうございます。確かにそうですね。
 (日常、色んな場合を考えて提案する業務を行っている場合などの方にとっては設定があいまいですね。)

 私の狙いは、自分で自分なりに具体的に考えてみるという事をやってもらいたいということですので、
 皆様、自分で自分の状況に近い設定、あるいは考えてみたい場合や条件を設定して応えてください。
正解とかはありません。


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