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ジェンダー・スタディーズとは何か

第8回(11月26日)異文化理解 gender and sexuality (1)

課題
1.「はじめに―ジェンダー・スタディーズとは」を読む。
目的:ジェンダー・スタディーズとは何か、把握する。

2.「1 フェミニズムとジェンダー研究」「2 フェミニズム理論の見取り図」を読み、それぞれの課から、最も興味を持った点について、それぞれ300字以上で感想を書く。
(提出)
1 フェミニズムとジェンダー研究
・興味を持った点は、特にない。井上輝子氏をyoutubeで検索し、「広がるブックトーク「新編日本のフェミニズム」第3巻「性役割」」 の井上氏(上野千鶴子氏)の講演を聞いたところである。https://www.youtube.com/watch?v=If5B__sNaiY&t=3437s

この方は、女性(主婦)がいかに男性社会、子育て、世の中から負担を強いられ、孤立・閉じ込められているかといことを主張されている活動家である。専業主婦のつらさについて、人間として自立していない点についてご説明されていた。女性側の不満を具体的に列挙されていた。例えば、家事は不払い労働であると主張。家事をしない夫がムカつくということなのだろう。
この現代の世界は、主として資本主義や民主主義で成り立っており、その両主義を円滑に機能させるには、主として男性側の優位性をもった構成要素となっており、女性の存在意義は男性に比べて低いという現実がある。女性側が当然の権利を主張することが、フェミニズムでありジェンダー研究であると思われるが、男性側からすれば、余計なことするなというかなり厳しいコメントが率直な個人的感想である。なぜなら、女性を見下すことで男性優位の世界は、男性側は非常に居心地が良いからである。非常に記述しづらいが、女性は男性を喜ばせるために存在しており、また、男性も女性を喜ばせるために存在している、相互補完の生物同士であると認識しており、その差が肉体的に強い男性に優位があるのは、動物的自然状態であると考察している。そこで、弱い個体の女性が、理性や合理性をもって、いわゆる男性と女性の境界線を変更し、男性の優位性を下げる行動をとることに、男性側からすれば、非常に不快感を持つということである。
 個人的には、女性は受忍する必要のない不当で不法な行為が当然とされるイスラム系の世界のほうが男性は生きやすい世界であり、女性に教育をさせないというようなタリバンの思想は、あるいみ男性側からすれば理にかなっていると思えて仕方がない。もちろん、現実的には、世界はジェンダーギャップの解消や、女性の権利を男性と平等にするような動きには賛成であるが、男性という生物からしたら、女性がしゃしゃり出てくるなというようなことが率直な思いであり、その本能的な要素が、これらの問題について特に社会問題とも思わないような優先順位の低いテーマであるさえている。
(1,092文字)
2 フェミニズム理論の見取り図
ここに記述されていることは、女性の権利の歴史が大雑把に技術されており、女性にも白人中産階級の女性が主として、議論の中心となっており、女性そのものが幅広く、濃淡・グラデーションにそもそもの問題があるいうことである。基本的には、女性には、男性に比べて、自己実現の機会が少ない存在であり、参政権や市民権が無い時代が続いていた。明治維新から約150年経た日本であるが、江戸の女性は、もしかしたら幸せだったのではないか。もしくは、賢かったといえるのではいか。
欧州においても、フランス革命時も女性と女性市民の権利宣言などを発表したようですが、結局のところ、女性の奴隷的状況を解決するには至らず、それを女性たちが受け入れていたのではないか、その方が楽な社会構造であったというものと邪推している。男性側からすれば、現代は、女性が良いとこ取りしている社会になっており、メニューが広がっている社会になりつつあるが、この授業の深堀をするなかで、10年程度遅れた議論をしているようで、最新のジェンダーに関する見解や知見を授業でご説明されることを期待しているところです。
(472文字)
授業予定
1.読書範囲の説明
2.課題シェア、グループ討議
3.まとめ

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