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競争戦略論 20221026 アンソフの戦略論の中で最も印象に残った内容は何でしょうか。

競争戦略論

20221026
アンソフの戦略論の中で最も印象に残った内容は何でしょうか。また、なぜそれが印象に残ったかについて、できるだけ詳しく述べてください。
 
 アンソフの戦略論について述べる前に、競争戦略論の発展と競争優位の持続可能性の書籍に記述と、今回のアンソフの戦略論の共通範囲について講義で直接的に述べられていないような印象を受けている。せっかく購入した書籍に沿わない授業提供であるようであり、その点失望している。今後、言及されることを期待している。
 さて、アンソフの戦略論については、経営を学問的に見直した点にそもそも驚きを覚える。例えば、我々の日常で普段意識していないものを学問的に追及するようなものである。なぜ息をするのかを学問的に追及することや、通勤について研究するようなものと同じレベルなのかわかりかねるが、会社経営について本気で俯瞰しようとした試みに、その動機・起点について謎が深まるばかりである。ネット検索したところ、ちょうど本日公開された(経営戦略理論の系譜|伊﨑労務管理事務所 (izaki-office.jp))があり、この授業の内容をまとめたようなコラムがあり参考にしているところである。
 さらに、印象に残ったのは、意思決定に際し、導入の部分であり、企業の意思決定に関しては3種類に分類され、(1)戦略的(2)管理的(3)業務的のそれぞれ決定とされている点である。個人の意思決定においては、日常生活では特段意識することのない無意識の決定ばかりしている平和的な人間が多い日本社会だと思われるが、この意思決定の手法をいったい今自分がどのカテゴリーで意思決定をしているのか、試しに1週間、意識してみようと思っている。
 実際、私自身、企業等の組織で約20年間サラリーマンをしているが、ほぼ業務的決定のステージで、企業の決めたことをそのまま日常的に実施しているように直感的に実感したところである。戦略的な決定は、そもそも平社員には求められることはなく、提案しても相手にされないことが多いだろう。意思決定においては、決定者の能力の制約があるというような冷静な指摘は、いわば、決定者は絶対的なものではなく、決定に含まれるリスクが想定されるものであると含まれていることになる。バカの壁というものではないだろうか。
 今回の講義で学んだことは、あなたの決定は、アンソフの意思決定によれば、戦略的ですか、管理的ですが、業務的ですかというような分類する術を得たことであり、今後活用していきたいと業務的決定まで落とし込めるように習慣化していきたい。
以上

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