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起源により4つに分類される。宇宙・人類・文化期限及び人間状況神話である。さらに、神話と儀礼について、相互依存関係があることが認められているものの、どちらが先に生まれたのか、優越性などについて、正確に区別することは困難であり、諸説があるところである。人類学においては、いわゆる神話のシンボリズムについて、解釈・研究がおこなわれており、フロイト流の性的シンボルや思考構造・社会構造としての解釈がなされている。例えば、東アフリカのカグルー族の昔話においては、ウサギとハイエナが生き延びるための食糧として、家族を殺す話であるが、その解釈として、宇宙論的弁証法、象徴的性交(近親相姦)、社会秩序、二元論的などとされており、神話の表現について、社会的、経済的、倫理的、宇宙論的、等々の文化的諸コードに照らしつつ解読する必要があるものとされている。
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