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Sandra Cisneros の The House on Mango Street

次の2つの問いへの答えを10点満点として採点します。
1)本日の講義を踏まえた上での感想や質問(日本語100字または英語50語程度、4点)
2) から抜粋したストーリーで、できれば授業で読んでいないストーリーの中から、あなたが最もChicano/a の人々の生活や心情が理解できたエピソードを一つまたは複数選び、その(それらの)タイトルを書き、さらにどこを読んでどう理解したのかを日本語500字程度または英語150語程度で書いてください(6点)

1)ジェンダー/アメリカ文学/比較文学について研究されていることを承知した。日本という場所においては、回りと調和することが美徳とされているところもあり、
 個性や、男女差などにまつわる主張などは表立って議論される機運が高まらない歴史と土地柄を持っている特徴があると思っている。
 その中で、アメリカの歴史においてジェンダーや平等について研究を深めることが、実学=自分の知識や教養を深めて、自分の活動を通じて
 社会に貢献することにつながるか、もしくは、すぐに換金できる知識につながるのかどうかを見極めながら拝聴させていただいた。
 例えば、英語で書かれた文学を読みこなすことが好きになれば、翻訳で金銭的報酬が得られる可能性があるかもしれないということであるが、
 もはやAIに勝る翻訳は将棋でAIに勝つくらい難しい時代になっているようでもあり、新たな評価軸で見直す必要があると思っている。

1)ジェンダー等の研究について承知した。日本では、周囲の調和が美徳とされ、個性や、男女差等の主張などは議論する機運が乏しい歴史と土地柄と認識している。研究が、実学となるのか見極めながら、拝聴させていただいた。

2)タイトル「No Speak English」
 Chicano/aとは、メキシコ系アメリカ人を指す用語で、彼らはスペイン語を母語とすることが多く、英語が堪能でない場合があります。例えば、
 主人公の父は、アメリカに来た時に、Hamandeggsという英単語しか知らなかったため、3か月間はハムエッグを食べ続けたことが描写されている。
 また、3階に住むMamacitaさんは、身体が大きいため、太っているため、あまり外に出たがらないといううわさが立っているが、実のところ、
 英語がうまく話せないことから、家に引きこもりスペイン語のラジオを聴く生活をしており、英語でのコミュニティーに関われないライフスタイルを
 送っている。ところが、その息子が、テレビから流れる英語のペプシコーラの歌を英語で歌っていると、自分が理解できないことを悔しがり
 大粒の涙を流し、自分自身に対する不安などの心情が描写されている。
 主人公が住む地域ではスペイン語を話す人たちが多く、それが英語が話せない彼らに対する偏見や差別を生むことを描いているといえる。

AI(1)
『Esperanza's Hair』

このエピソードでは、主人公であるEspereanzaが自分の髪を濃くて厚く、つやのある黒髪を恥じている様子が描かれています。彼女は自分の髪が母親のように美しいとは思っておらず、学校で友達と比べて自分の髪が太く見えることを悲しんでいます。

私はこのエピソードでChicano/aの人々が抱える自己イメージの問題について深く理解しました。Chicano/aはメキシコ系アメリカ人のことであり、身体的な特徴に自覚的であることが多いです。そのため、濃い肌や髪、そしてスペイン語を話すことが差別意識を引き起こし、自分自身に対する不安を生じさせます。

このエピソードはまた、理想的な美しさの概念がどのように文化的背景によって異なるかを示しています。Espereanzaが恥ずかしく思っているような髪は、メキシコ文化では女性の美しさの象徴的な特徴と見なされることが多いです。しかし、アメリカに住むと、彼女の髪は理想的な美しさからかけ離れているように見えます。

このエピソードを読んで、自己像や文化的な価値観が個人と集団にどのような影響を与えるかを考えました。そして、Chicano/aの人々が自分自身を受け入れ、誇りを持って自分の文化的背景を表現することができるようになることを願っています。

AI(2)
『No Speak English』は、主人公Espereanzaが自分たちが住む地域ではスペイン語を話す人たちが多く、それが英語が話せない彼らに対する偏見や差別を生むことを描いています。

Chicano/aとは、メキシコ系アメリカ人を指す用語で、彼らはスペイン語を母語とすることが多く、英語が堪能でない場合があります。この話に登場するアパートの管理人は、英語が話せない彼らをバカにしたり、虐待することがあります。これは、アメリカ社会で起こるヒスパニック系住民に対する偏見と同じ構図です。

また、この話はEspereanzaの家族や近所の人たちの生活や心情も描いています。Espereanzaの母親は、英語を話せないために電話や手紙に苦労し、応援するために習い事に通っています。Espereanzaの友達であるSireは、アメリカ生まれのヒスパニック系でありながら、英語の堪能さから「白人」として扱われ、自分のメキシコアイデンティティを否定されています。

このように、Chicano/aの人々は、英語が話せないという理由で偏見や差別を受け、自分たちのアイデンティティや人間性を否定されることがあります。しかし、この話を通じて、Espereanzaは彼らの生活や心情を深く理解し、彼らと共感することができました。それは、Espereanzaの成長と同時に、人間性や共感力が高まっていく様子を描いていると言えます。

AIは想像力が豊か。

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