第3回レポート(熱中症):健康・スポーツ科学

1.本課題に取り組む前から既に知っていたこと
熱中症の対策としては、塩分が有効。例えば、梅干し。

2.本課題を通じて初めて知ったこと
熱疲労で、脈拍が弱くなり、発汗する。汗をかく理由は、体温を下げるためである。気化熱により、皮膚表面の熱を奪うことで体温が下がる。
対処法としては、足の部分に血液がたまっているので、足をあげて、血液を頭に向かうようにする。
熱射病では、嘔吐が主症状となり、運動障害や、錯乱、昏睡が起こる。こちらは、体温が 40℃を超える。発汗機能が停止し、皮膚が赤くなる。対処方法は、一刻も早く体温を下げることである。
熱疲労と熱射病では対処方法がことなる。基本的には、救急車を一刻も早く要請する。体温が41℃以上で臓器障害となり、体温が 42℃以上で、血液凝固となる。
冷却法として、氷風呂、クーラー部屋、送風(+ぬるま湯)がある。頸部・腋下・鼠径部に流れる血液を冷やす。人間の血液は、1分間で循環する。
汗腺の数は全身に 200 万から 500 万である。3歳までの環境によってことなる。発汗量は、平均1時間に 1~1.2 リットル。水分補給量は、のどが乾いたらもう遅い。10 分おきに2口が必要。

3.本課題を踏まえたこれまでの自己体験について
自分が熱中症であるという自覚を持った経験はないが、小中学生のころ、炎天下の中、野球の守備や練習をしていた時には、もしかしたら初期症状となっていたのかもしれない。比較的に、水分をとる習慣があるため、監督に隠れて飲んでいたのも幸いだったのだろう。
今では、発注者として建設現場のマネジメントを行うことが多いが、ゼネコン以下の建設会社が、熱中症対策として、日影テントの設置や、冷却氷の準備などを作業箇所ごとに準備するのを確認しつつ、炎天下のパトロール等でも水分補給しつつ、監視業務をおこなっているところである。中東でも生活した経験もあり、太陽の光や熱については、熱中症にかかる前に、必要以上に当たらないようにする習慣も身についているところである。

4.授業に対する質問・意見や感想コメント
熱中症については、身近な問題であり、ある程度の認知度がある分野であるが、一般人は熱疲労と熱射病の区別がつきにくいが、血液を冷やすことと、すぐに救急車を呼ぶことが肝要であることを学んだ。

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