第4回 2021/10/26 機能資本と架空資本

第4回 2021/10/26 機能資本と架空資本

  相変わらず、遅れてきた学生に対して、不遜な感じで対応されている。細かなことですが、ちょっと我慢できれば、もっと素敵になれるかと勝手に想像しているところです。
 選挙が近いということで、この話題にされたとのこと。大阪出身であり、イソジンの話で、大阪知事について、多少のお小言があった。半笑いで授業をされるのには、少々慣れてきたところである。画像必須のため、ネット不安定が相変わらず続き、結局のところ、良い内容の講義であっても、聞きづらく、残念である。硬直的で、一方的なので、残念である。

 さて、企業について。
 大阪で中小企業されていた親父さん。
 中小企業が大変であることについて、ご説明された。同じような話で、私の祖父が始めた中小企業は父親が経営破綻し、破産者となっているので、少々共感できる。

 <機能資本と架空資本>
 現在、サラリーマンである労働者であるので、客観的に会社を見つめなおす機会となり、感謝している。私は業務遂行の構成員に過ぎない。
 アメリカの民主党は、本来は働く人の党であったのが、働く人たちの中でエリート意識や社会を牛耳ろうとしてしまっており、おかしなことになっているという一般論。

 選挙前であり、どのように一票を投じれば、世の中がよくなるのかを力説されている。
 大学の授業であるので、具体的な政党の話はできないが・・・・

 立憲・国民の支持母体は、連合・労働組合である。どれだけの人が労働組合に入っているかというと25%であり、エリート層である。

 小選挙区制を変えることが、政治を変えることができるのではないかということである。国民の意思を反映できない仕組みが小選挙区制である。
 という提案をされた。これが一番じゃないか、これしかないという情報提供である。

 大学に行って、勉強したからと言ってあんなものかというような話。
 パックンという方をよく知らないが、アメリカの回し者ということで、何か文句があるようである。

 選挙制度には否定的である。

 ―前回の続きー
 しかたなく、トランプを支持しなけれいけないようなアメリカの構造的な問題あり。
 アメリカ覇権の世界からの転換と世界の多極化
 20世紀後半では、世界中がアメリカになればよいというような発想であった。
 ところが、アメリカ事体が成長できなくなったので、21世紀になり、世の中が不安定になった。
 自分だけ良ければよい時代から、周りがよくなるような時代になっているのではないか。

 DVD視聴
 アジアインフラ投資銀行への政府のスタンスについて、
 菅首相に対して、個人的には、いなくなってせいせいしているという発言される。個人的見解はどうでもいいが、この場での発言としては、ふさわしくない。気持ち悪い。
 多分、良い人なんだろうけど、授業には向かないのではないか。飲み屋で話す感覚で話されつつ、シニカル調である。

 さて

 NDB,AIIB、BRICS
 何故この話になったのか。
 BRICS銀行:1000億円で2014年に設立された銀行である。
 BRICSの方が、経済規模が大きくなってきた。これが、アメリカがかつての力が無くなっている証拠である。GDP34.7兆ドル>G7(32.5兆ドル)
 仮に、アメリカドルの価値が下がった場合、どうなるのか。自分たちの貨幣をつくるにはどうするか。ドルを売り、金を備蓄
 BRICSは5か国(南アフリカ)と説明される。

 アジアはアジアでやっていくためには、どうしたらよいか。
 そこで出てきたのが、RCEP:東アジア地域包括経済連携

 RCEP:46.8兆円(2011)


 RCEPのVTRについて、
 アジア太平洋で16か国から、インドを除いて15か国で自由貿易圏が生じることとなった。アナウンサーの説明はどうでもいいとのこと。アジア圏でまとまっていけるかどうかがポイントである。

 TPP11について
 環太平洋パートナップ協定
 アメリカが抜ける理由:もともと、ブルネイなどの小国が、アメリカ経済をてこにして、アメリカの経済を利用とした。ところが、アメリカからしたら、ブルネイを相手にしてもなんの得があるのか、利用されるだけじゃないかという話。




 日本の国会議員が、この協定を読んだ人は5人くらいしかいないらしい。アメリカの連邦議会に協定書を置いているが、closedの世界である。連邦議会でも5人しか見ていなかったとのこと。Wikiリークスにリーク。
 TPPは国の憲法より強い。いいのか。
 ただでさえ低い時給が、アメリカ人の給料が下がるのはやめろ。で踏みとどまった。国民が献金目当ての議員を止めた。
 アジアから来る人は、研修生と名乗らなくてよい。
 除草剤を作って、作られた食べ物は食べない用意しよう


建前で、この関係図。
韓国・日本・オーストラリアは親米。
北朝鮮が脅威じゃなくなって、朝鮮半島が一体化すれば、軍事上の盾ができる。

アメリカは、中国がないと成り立たない。
現代世界・経済のかくれたキーワード
ツンデレ。
表と裏の話。

日本は最大の友人国。あめりか。実際の扱いは・・・

TPP→TPP11
① アメリカ脱退の理由 
アメリカからしたら、NAFUTAの拡大版
機密情報あつかい。米議会2/500人だけしか見ていない
② 多国籍企業のボーダレス活動容認 誰のためのTPPか
種子法廃止
③ TPP→TPP11
アメリカ経済を利用したい小国、日本経済を利用したいアメリカ、日本がアジア圏のリーダーになれるかどうかの試金石

RCEPなど
 アメリカのバイアスが強い。
上海協力機構(2001)
 ・中国、ロシア、インドを中心とする8か国(2015)
   世界の価値基準は変わってくる。面積25%を占める。
 ・非欧米同盟としての期待
 →緊急経済はぽしゃるという話。

サンクト経済会議およびユーラシア経済同盟
 ・加盟国:ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア
 ・締結交渉:インド、ベトナム、イラン、イスラエル、エジプト

BOPとは
 Base of the pyramid
 最初はbotom だったが、差別的な表現でbaseに変わった。
 BOP層の収入をアップすれば、全体としておいしいという話。
 年収3000ドル未満。



お金のない人に、利子付きでお金を貸す仕組み。貸した金で儲ける。
それを、世界的な規模で、先進国がやろうかという話。

市場規模5兆ドル


社員が現地に行ってトレーニングする。

BOPで求められること。
 低廉性affordable 生活圏でのアクセスaccess 利用者への啓もう awareness
 選択肢alternative 十分さavailable 新しい雇用機会の創出 貧困削減

<感想>
情報源としては、豊富であり、とても良い授業であるが、個人的でシニカルなノイズが多いので、本質を間違える危険性があり、警戒しながら授業を拝聴している。結局のところ、経済の諸問題について、どのようにとらえるかということの情報を得ようとして、授業を拝聴しているのだが、なぜか、この方の個人的発言にばかり、注目してしまい、その点が、私の至らなさである。また、政治への関心や発言を拝聴していると、ネオ共産主義者なのかとおもわれるが、それらの思想や意向を学生に、一方的に解説されているので、冷静になるひつようがるのではないか。私のようなまじめな学生には、少々きつい洗脳の部類に入るのではないか。また、上海協力機構の話から、土地という価値に言及され、そこで、田舎の土地持ちの農家は、経済的には有利という解説があった。そこで、別に受講生には必要な情報ではないが、ご自身の奥様の実家が地主であり、自分は大阪に独身で住んでいたらとおもうと・・・というような話をされ、いかに自分が勝ち組であるかを暗喩というより、あからさまに、受講生ご説明されていたので、ご自身が受講生からどのような印象を受けるのかの想像力があるのかないのか不明であり、自ら勝ち組アピールですかと・・。聡明性を持たれている教授であるの先入観をあえて否定されようとしてるのか、非常に悩ましいです。

内容解説ラジオ↓
https://youtu.be/vbT2wtre_zw


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