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ニュートンの思い出

この間、リンゴを食べながらふと、中学生の頃のことを思い出しました。
だいぶ記憶が曖昧ですが、中学二年生のある日の休み時間に、廊下で友達から「すごい面白いから読んで‼︎」と四つ折りの分厚いルーズリーフを渡されました。

当時、月刊少年ジャンプに載っていた(確か)「ギャグマンガ日和」という漫画のニュートンの話だったと思います。
そのニュートンの話を、雑誌を持ってくるのが大変だからと、ルーズリーフに描き写してきてくれました。
多分15、6ページ近くあったんじゃないかなと思います。
すごく大変だったと思います。
びっくりしました。

私に見せるために、描き写してきてくれたのかと思ったら、驚きと嬉しさで胸がいっぱいになり、泣きそうになるのを必死にこらえながら、2人で廊下の壁にもたれかかって、読み始めました。
正直、話の内容は覚えてないのですが、めちゃくちゃ面白くて、お腹が痛くなるほど笑ったのは覚えてます。

これは一生の宝物だ!と思って大切にしまっておいたんですが、引っ越しをする時に、間違って捨ててしまったみたいで、どこを探しても見つかりませんでした…。


今でも、ふとした時に、あの四つ折りの分厚いルーズリーフと友達のことを思い出します。その度に、私も絵を描くときは、見てくれる誰かを思って、伝えたいという気持ちも忘れずに、大切に描いていきたいなと思います。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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