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全ては大倉くんと高橋くんからはじまった

・はじめに

はじめまして、たんぽです。
ふと思い立って自分が関ジャニ∞とジャニーズを好きになった経緯を細々と綴り始めました。いわゆる沼落ちブログというやつです。が、なんやかんやあって沼落ちブログと言いつつ回顧録であり備忘録になりました。
そして先に言っておきます。

長いです。

書き始めたら「こんなこともあったな」「多分これが落ちるきっかけだったな」と色々思い出す事があり、そこそこの長さになりました。思い出したと言っても、いつオタクとしてのたんぽが出来上がったのかわからないので時系列がおかしなことになっていたりするかもしれません。そんなときは「あ、この期間は覚えてないんだな」とスルーしてください。
それではたんぽの沼落ちブログ・(高橋優と)関ジャニ∞編です。


・2017年、バズリズム。そして全ての始まり。

バズリズムの高橋優がゲストの回、私はそこで初めて彼の歌を聴いた。楽曲はロードムービー、だったらしい。(バズリズムで観たこと以外忘れていたので調べた)(どうやら2017の4/14らしい)そのときの録画が残っていない上、知った直後に一気に曲を聴きすぎて最初に聴いた曲を覚えていないのだが、まっすぐな歌詞と力強い歌声に衝撃を受けたことは覚えている。
そしてなにより…

トークが面白い!!!!

もっとトークを聞きたいと思いつつ調べてみると、高橋くんはあまりテレビに出ていないことを知り最終的にたどり着いたところがラジオだった。そのラジオこそが「大倉くんと高橋くん」であり、今の私の原点だ。

それから高橋優の秋田弁と大倉くんの関西弁の掛け合いが好きで毎週聞いていたのだが、恐ろしいことに私はしばらくの間

大倉忠義をジャニーズ事務所のアイドルだと認識していなかった。

番組冒頭で「関ジャニ∞の大倉忠義です」と言っているにもかかわらず、番組中に関ジャニ∞の曲が流れるにもかかわらず、深夜番組ならではの赤裸々なトーク故かメールに対するストレートな物言い故か、「関ジャニ∞=アイドル」という考えに至らなかった。(今思えばV6とTOKIOと嵐くらいしかジャニーズを知らなかったのもある気がする)

しかし、転機は突然訪れた。

いつだったか、何の話の流れでそうなったか、細かいことはなんにもおぼえていな覚えていないが大倉くんと高橋くんの中で「以前、高橋優が関ジャニ∞に象という楽曲を提供した」という話が出た。
それを耳にしたときの感想が
え!?あの曲って楽曲提供のセルフカバー!?!?
(※高橋優のアルバムを借りる際に象が入っているものを手に取ったためカバーを先に聴いていた)

そしてその次に出たのが
そうか、関ジャニ∞ってジャニーズなのか!
であった。
と、ここで私はようやく大倉忠義の正体(正体…?)に気がつく。

※遅くない?とツッコミが飛んできそうなので言い訳させてもらうと、当時私はスマホを持っておらずアナログ式のミニラジオで番組を聞いていた。その上就寝時間も早く、土曜夜23:30〜25:00はかなりの夜ふかしだった。そのため聞き始めの頃は断片的にしか番組を聞けていないときが多かったのである。

そういえば、昨年末(2016年)に録画したベストアーティストに関ジャニ∞って名前のグループ出てたな…

見てみよう。


そこで初めて見たのが関ジャニ∞のNOROSHIである。

いやめちゃめちゃかっこいいやんけ!!逆になんで今まで気づかなかった!?大倉忠義、ドラム叩きながら歌ってんぞ!?!?
てかジャニーズがバンド?珍しい…のかな?多分珍しいんだろうな…

これが関ジャニ∞に対するファーストインプレッションだった。

※これは余談だが、おそらくこの頃から関ジャニ∞クロニクルを見始めた。バンドとのあまりのギャップにかなり驚いたのを覚えている。


・この足で踏み出してみたら世界が変わった。

NOROSHIを聴いてからというもの、関ジャニ∞の他の曲を、高橋くんが提供した「象」の∞バージョン(原曲?)を聴きたくて仕方がなかった。
しびれを切らした私は一番近いTSUTAYAに自転車をとばした。

関ジャニズム、ジャム、ズッコケ大脱走…JUKE BOXもこのときに借りた気がする。

そしてずっと聴きたかった象。
七人の声が重なり合い、ぶつかり合い、高め合うエネルギー。力強い歌詞とそれを受けて歌う声に圧倒された。高橋優の曲であったが、紛れもなく関ジャニ∞の歌だった。その絶妙なコラボレーションは私の中の音楽の世界を見事に変えたのだった。

多分このときから私は本格的に関ジャニ∞のファンになったのだと思う。

その勢いのまま、今度はジャムをまるまる1枚ぶっ通しで聴いた。爽やかでカラッとした暑さを感じさせる罪と夏から始まり、この勢いは止めないと言わんばかりにTrafficで終わる。それでもずっと勢いのまま進むのではなく夢への帰り道生きろでギュッと心臓が締めつけられ、えげつないではフリースタイルラップバトルが開催されるなど、とにかくずっと楽しいアルバムだった。独断と偏見で選ぶ関ジャニ∞好きなアルバムランキングでは1位2位を争うくらい好きな1枚である。

※ちなみにその後に聴いたズッコケのソロ曲、わたし鏡を聴いて安田章大の感性や技術に感動し、それ以降敬愛の念を持って推していくことになるのだが、詳しくはまた別の機会にお話しようと思う。


・当時の記憶があまり残っていないゾーンに突入

見出しの通りである。
2018年後半~2019年前半くらいまで、日常生活・推し活ともにあまり覚えていない。この期間は関ジャニ∞にとって大きな出来事が起こりまくった期間だった。それに呼応するかのように、私の日常生活でも大きな役割についたり生活のサイクルが大きく変わったりと、1年~1年半の間で自分が置かれている環境がかなり変化した。両方のめまぐるしさに体がついていけなかった面もあったのだと思う。

そんな中でもラジオを聞く時間だけは死守していた。そのときから鮮明に覚えている事がある。
関ジャニ∞が5人体制になってすぐのラジオ。大倉くんが

「ファンに向けて手紙を書いてきた。少しだけ時間をいただいたので読ませて欲しい。」

と切り出した。
内容は、関ジャニ∞が5人体制になったことについて。大倉くんなりに考えたこと、伝えておきたいことを手紙にして私たちに届けてくれた。
手紙の中で印象に残っている言葉がある。

「僕たちはもともと諦めの悪い人たち。こんな状態でも頑張っていこうと5人で結束しています。」
「5人になった僕たちに正直に向き合ってくれて大丈夫です。」

しんどかったら立ち止まっていい。泣いてもいい、叫んでもいい。それでも僕たちは進んでいく。この手紙に書かれたことが関ジャニ∞の総意であり、決意表明のように感じた。
大倉くん本人の言葉で、大倉くんの声でこうやって届けてくれたことがとても嬉しく、同じくらい寂しかった。


・友よ

5人での初シングル。
大倉くんと高橋くんの手紙で号泣してからおよそ3ヶ月。ラジオで新曲がオンエアされた。

「夢見て 打ちのめされて また夢を見るんだ」

今の関ジャニ∞そのものだと思った。かつての仲間に、今隣にいる仲間に、歌っている自分自身に向ける最大級の応援歌。泥臭い歌詞、ワイルドなギター、バンドサウンド。
関ジャニ∞の今までをひとつひとつ噛み締めるような歌に私はまた泣いたのだった。

その後、歌番組。
5本1列に並ぶスタンドマイク。胸を張り堂々と歌い上げる5人。関ジャニ∞はしっかりと前を向いていた。最っっっ高にかっこよかった。

・2020.3.28

なんやかんやあって年が明けて早3ヶ月。大倉くんと高橋くん最終回。正直、この日は一生来ないでくれと思っていた。

コロナが流行り始め、学校に通えなくなり、ほとんど希望を見失いかけていたときだった。そんなときに知らされた大倉くんと高橋くん終了。3月28日がラストですと言われて泣きまくった。(上の話といいこれといい、泣きすぎである)
そして迎えた最終回。いつも通りの2人のゆるいトーク、一夜限りの「深夜のラジオ卒業式」、全部全部楽しかった。
中でもこの日のために高橋くんが曲を作ってくれたことが一番の思い出だ。
タイトルは「開け放つ窓」
この一夜限りの弾き語りライブはずっと鮮明に覚えている。大倉くんと高橋くんの歴史が詰まった、大好きで大切な一曲。この日のことは一生忘れないと思う。

余談だが、その後リリースされた高橋優のアルバム(初回盤)に開け放つ窓が収録されると知ったときは冗談抜きで飛び回って喜んだ。

・まさかの大倉くんと高橋くんロス

大倉くんと高橋くんが終了し、本格的にコロナが流行した。不安定な日々の中、どうしても週末の反省会的番組が聞きたくて仕方なかった。
今考えると、周りの状況が飲み込めない恐怖と不安の中で毎週のルーティンだったものがなくなり、結構パニック状態だった。

この精神状態で関ジャニ∞を見たら多分自分はもっと不安定になる。

直感的にそう思った私は、一時的にファンからいち視聴者の立場に戻り彼らを応援することにした。(念の為言っておくが、彼らに非は一切ない。私自身のメンタルの問題。)
しんどかったら立ち止まっていい。彼らは進んでいくけど、追いつきたくなったら自分も進めばいい。あの手紙の趣旨とは少しズレるが「正直に向き合ってくれて大丈夫」だと言われた以上、とことん正直に進んでいこうと思えた。

・きっかけは配信ライブとTwenty★Twenty

期間にしておよそ5ヶ月、立ち止まっていた私は見事に復活した。とはいえ番組は見ていたし、めちゃめちゃロス!寂しい無理!という期間は2ヶ月くらいで終わっていた。が、自粛期間中に掛け持ち先が増えたこともあり、いつ戻ろうかなと足踏み状態のときだった。ジャニーズネットオンラインでの配信ライブでRe:LIVEを聴いたのとsmileの安くんのフェイクが決定打となった。

以下、Twitterの下書きにあった感想の一部。

・いや~Re:LIVEすごいな…これ全部Eight&Eighterの言葉なんだよなぁ。やっぱりEighter含め最高で最強の関ジャニ∞だな…!!
・smileのラスサビ、デビュー組全員の声が重なる中に心地いい高音で響く安田章大のフェイク…これはやはりついていくしかない…!

とまあこういうわけで、私は戻ってきたのだった。

・そして現在へ

2020年、2021年ともにクロニクルでたくさん笑って、関ジャムで新たな発見をしまくって、楽曲と彼らにたくさん背中を押してもらった。これからも彼らから発信されたものを素直に受け取れる人間でありたい。
あれから一年と半年経って現在、2022年。私が関ジャニ∞を知って5年目。5年目だから何ってことは無いが、この先も立ち止まったり後ろをちょっと振り返ったりしながら進んでいけたらいいなと思う。

話は変わるが、最新アルバム8BEAT-Road to Re:LIVE盤-のシークレットライブで象と再開できてめちゃめちゃ嬉しかった。もう象のセッションは見られないと思っていたから余計に。今、このときに、5人で演奏してくれたことがこの上ない幸せである。

「10年後またここで会おうよ
そんときは今よりずっと笑っていよう」
(関ジャニ∞・象 より)

どんな形であれ、10年後も笑っていられる未来がありますように。

・最後に

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。所々省いたり記憶になかったりしたとはいえ、こんなに長くなるとは思っていませんでした。書いてて思った、これは沼落ちブログじゃない。自分の記憶を整理する回顧録です。後日自分で読み返して「ここよくわかんない」って言い出しそうな、結構粗い回顧録になりました。最後まで読んでいただいただけで感謝です。

ちなみにこのブログはとあるJr.グループにハマるまでの道のりを書こうとして始めたものですが、関ジャニ∞の話を出さないことには何も始まらなかったため“需要”の二文字はこの際無視して覚えているところだけ書くことにしました。そのため、関ジャニ∞はいいぞ!と伝える項目も作っていなければ、おすすめの曲はこれだ!という紹介文もないです。気になった方は公式YouTubeだったり、TVerだったりで楽曲や番組をチェックしていただけるといちファンとして嬉しく思います。

ところで最近ふと「あのとき大倉くんと高橋くんを聞いていなかったら、私の人生どうなってたんだろう」と思うときがあります。まあ過去のことは過去の自分にしかわからないのでどうにもなりませんが、あのとき高橋優の象を聴いていなかったら、高橋くんが関ジャニ∞に楽曲提供をしたことを知らないままだったら、きっと今の私はいません。そういった意味でも象は私の人生を変えるきっかけであり、大倉くんと高橋くんは私の原点です。
このブログを書いたからには“初心忘るべからず”の気持ちでこれからもやっていこうと思います。

最後にと見出しをつけておきながら長々と失礼しました。多分次はちゃんとした(?)沼落ちブログになりそうです。お読みいただきありがとうございました。
明日、1/23の「KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT」が無事完走できることを願って。
それでは、またどこかで。

2022/01/22 たんぽ

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