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同じ時間に同じ曲を聴いている人が、世界のどこかにいる『Listening Together』

Spotifyのキャンペーンの紹介です。

Listening Together』では、世界中のどこかにまったく同じタイミングで同じ曲を聴きはじめた人を可視化してくれます。

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アルゼンチンの人とペルーの人が、エド・シーランの曲を聴いているのがわかりますね。

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始まりは2014年、二人のリスナーがほぼ同時に同じ曲を再生し始めるという偶然性に着想を得て、メディアアーティストであるKyle McDonaldが実験的に開始しました。
それから7年、Spotifyは何億人ものリスナーを世界中に得ることとなりました。そして当初のアイデアに刺激を受けた私たちは、データを改めて確認してみることにしたのです。
すると、毎秒30,000人以上の人が、一度も会ったことのない誰かと全く同じ曲を聴き始めていることが発覚しました。
音楽を聴くことで、私たちは知らないうちに人々とつながっていたのです。
引用:Spotify: Listening Together

毎秒3万人が全く同じ曲を聴き始めているというのは驚きのデータですね。

長らく外出しておらず社会とのつながりが減っている中で、今聴いている音楽が世界のどこかで、誰かと一緒に聴いているかもしれない。そう考えると、新たな音楽の捉え方ができそうです。

ピックアップした曲をそのままSpotifyのアプリで聴けるようになっていれば音楽発見にもつながって良さそうですが、いまのところそうはなっていないようです。

とはいえ、音楽にいろんな解釈の仕方ができるということをWeb上で表現しているのは面白いですね。無料で楽しめます。

参考:SpotifyのNewsroom

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