ISOトラスト

ISO認証取得コンサルタント会社のISOトラストです。 これからISO取得を考えている人のためのお役立ちメディアとして運営しています。 【ISOトラストのサービスサイト】

ISOトラスト

ISO認証取得コンサルタント会社のISOトラストです。 これからISO取得を考えている人のためのお役立ちメディアとして運営しています。 【ISOトラストのサービスサイト】

最近の記事

ISO内部監査のやり方とは?監査を効果的に実施するポイントや流れを解説!

1. 内部監査=組織における「改善の機会」内部監査とは、組織内でISOの基準に沿った業務がきちんと行われているかを確認するための重要な活動です。しかし、内部監査を単なる「チェック」としてとらえるだけではなく、会社全体の成長を促す「改善の機会」として捉えることが大切です。ここでは、内部監査の目的とその意義について解説します。 内部監査は無駄?成果なし? 「内部監査は時間がかかるだけで成果が見えない」という声を耳にすることがありますが、それは監査が形式的に行われている場合で

    • ISO審査で不適合と指摘された...不適合になる条件と定義について解説!

      1. 規格不適合となる条件とはISO認証を取得するためには、規格の要求事項を満たし、さらにマネジメントシステムの有効性をしっかり保つことが求められます。しかし、この条件が満たされていない場合、不適合とされて改善を求められることがあります。ここでは、不適合になる具体的な条件を詳しく見ていきましょう。 規格の要求事項を満たせていない ISO規格には、それぞれの分野に応じた「要求事項」が詳細に定められています。この要求事項とは、品質管理の基準や環境保護の方針など、組織がISO

      • ISO内部監査で大事な「適合性」と「有効性」とは?実施する上での違いについて解説!

        1. 適合性・有効性とはISOの用語でよく耳にする「適合性」と「有効性」は、どちらもとても大切な考え方です。ISOの認証を取得するうえで、この二つの概念を理解することは、品質を維持しつつ成長するための基本となります。それでは、それぞれの意味と違いについて詳しく見ていきましょう。 適合性とは 適合性とは、ISOが定める要求事項や、会社が独自に設定した基準にどれだけ沿っているかを示すものです。つまり、適合性が高いということは、「きちんとルール通りに作業が行われている」という

        • ISOの是正処置後に行うフォローアップの注意点とは?方法や内部監査員が意識することについても解説!

          1. フォローアップとはISOの審査における「フォローアップ」とは、審査で発見された不適合や改善点に対して、その後の対応状況を確認するプロセスのことです。フォローアップの目的は、組織が継続的に改善を進め、ISOの要求事項をしっかりと満たしているかを確認することです。ここでは、フォローアップの具体的な手順について、4つの方法を解説します。 文書化して提出する 不適合や改善点に対する対応策は、口頭で伝えるだけでなく、文書としてしっかりとまとめて提出することが求められます。文

        • ISO内部監査のやり方とは?監査を効果的に実施するポイントや流れを解説!

        • ISO審査で不適合と指摘された...不適合になる条件と定義について解説!

        • ISO内部監査で大事な「適合性」と「有効性」とは?実施する上での違いについて解説!

        • ISOの是正処置後に行うフォローアップの注意点とは?方法や内部監査員が意識することについても解説!

          ISOの審査とは?基本的な流れや何が確認されるのかなど、準備方法や対応方法について解説!

          1. ISOの審査の種類ISO審査とは? ISOを取得し、維持するためには、いくつかの「審査」をクリアする必要があります。審査とは、組織がISOの基準に従って、きちんと運営されているかを確認するプロセスです。ISOの審査にはいくつかの種類があり、それぞれの審査には異なる目的があります。 審査の基本的な流れ まず、ISO認証を初めて取得する際に「登録審査」が行われます。その後、定期的に「サーベイランス審査」(監視審査)が実施され、ISOの基準に沿った運営が継続されている

          ISOの審査とは?基本的な流れや何が確認されるのかなど、準備方法や対応方法について解説!

          ISOのマネジメントシステム規格における「意図した成果」とは?目標管理のポイントについても解説!

          1. マネジメントシステムの意図した成果とは意図した成果とは何か? ISOのマネジメントシステムを導入する際、「意図した成果」という言葉が重要なキーワードになります。意図した成果とは、組織がISOを導入することで達成したい目標や期待される結果のことです。具体的には、品質の向上、顧客満足度の向上、効率的な業務プロセス、法令遵守、そして持続的な成長などが挙げられます。 ISOのマネジメントシステムは、これらの成果を達成するためのフレームワークとして機能しますが、組織ごとに求

          ISOのマネジメントシステム規格における「意図した成果」とは?目標管理のポイントについても解説!

          ISOのプロコンサルタントが教える!マネジメントレビューの実施方法を初心者にも分かりやすく解説!

          1. マネジメントレビューの大まかな流れマネジメントレビューとは? マネジメントレビューとは、ISOのマネジメントシステムが適切に機能しているかどうかを経営層が定期的に評価し、改善のための方向性を決めるための会議です。このレビューを通じて、組織の目標達成状況を確認し、今後の戦略を見直すことができます。ISOのマネジメントシステムはPDCA(Plan-Do-Check-Act)のサイクルで運用されますが、マネジメントレビューは「Check」の部分にあたります。 どのような

          ISOのプロコンサルタントが教える!マネジメントレビューの実施方法を初心者にも分かりやすく解説!

          ISOが社内組織になかなか浸透しない理由は?上手く活用する方法について解説!

          1. そもそも浸透しない理由は何なのか?ISOの認証を取得した後、その活動が現場に浸透せず、形だけになってしまうことがあります。では、なぜISOがうまく浸透しないのか、その理由をいくつか挙げてみましょう。 ISO活動が形骸化する理由 ISOの取り組みが形骸化する主な理由の一つは、現場の従業員が「ISOが何のためにあるのか」を理解していないことです。ISOの手続きが単なる「書類作業」や「ルールに従うための負担」として捉えられてしまうと、その価値が見失われがちです。実際には

          ISOが社内組織になかなか浸透しない理由は?上手く活用する方法について解説!

          ISOで文書化が必要な理由は?文書を作る目的について解説!

          1. 文書化が必要な理由ISOを取得するにあたり、文書化は非常に重要なプロセスです。文書化というと、難しく感じるかもしれませんが、これは単に書類を作成することだけでなく、組織のルールや手順をわかりやすく伝えるための手段です。文書化の目的やその効果について、4つの観点から見ていきましょう。 組織への伝達のため 文書化の一番の目的は、組織内で情報を正確に伝達することです。業務手順や品質管理の基準がしっかりと文書化されていると、全従業員が同じ認識を持って業務を進めることができ

          ISOで文書化が必要な理由は?文書を作る目的について解説!

          ISOの内部外部のコミュニケーションとは?目的や具体的な取り組み方法について解説!

          1. 内外のコミュニケーションとは?ISO認証の取得において、内外のコミュニケーションはとても大切な要素です。では、まず「内外のコミュニケーション」とは何を指すのか、具体的に見ていきましょう。 内部コミュニケーションと外部コミュニケーションの違い 内部コミュニケーションとは、組織内での情報のやりとりを指します。たとえば、上司から部下への指示や、各部門間の情報共有がこれにあたります。これに対して、外部コミュニケーションは、組織外の関係者、例えば顧客やサプライヤー、行政機関

          ISOの内部外部のコミュニケーションとは?目的や具体的な取り組み方法について解説!

          ISOを取得すると管理文書は増えるのか?増える文書とその対策について解説!

          1. ISOを取得すると管理文書は増える?ISOを取得するにあたり、気になるのは「文書や記録が増えるのか?」という点です。多くの企業が、この点で不安を感じますが、実際に文書の数は増える傾向にあります。ただし、それには理由があり、適切に管理すれば過度に負担が増えることはありません。 ISO認証と管理文書の関係 ISO認証を取得する際には、管理文書の作成が必要になります。ISOでは、組織の業務が規定に従って進行していることを示すために、手順やルールを文書化することが求められ

          ISOを取得すると管理文書は増えるのか?増える文書とその対策について解説!

          ISO審査機関の選び方の大事なポイントとは?選ぶ際の注意点についても解説!

          1. 企業がISO認証を取得する場合、「組織目的」が最も重要ISO認証を取得する際、最も大切な要素の一つが「組織目的」を明確にすることです。これは、組織がISO基準をどのように活用し、どんな成果を得たいのかを示す指針になります。 組織目的とは? 「組織目的」とは、企業が何のためにISOを導入し、どのような目標を達成したいのかという全体的な方向性のことです。たとえば、「品質向上を目指す」「顧客満足度を高める」「持続可能な経営を推進する」といったものが組織目的にあたります。

          ISO審査機関の選び方の大事なポイントとは?選ぶ際の注意点についても解説!

          自社で内部監査員を用意する時の心構えとは?メリットとデメリットを解説!

          1. ISO内部監査員の選定ISOの認証取得を目指す際、重要な役割を果たすのが「内部監査員」です。内部監査員は、組織の内部から選ばれた人が、ISOの基準に従って運営が正しく行われているかを確認する役割を担います。特に初心者にとっては、どのようにして監査員を選べば良いのか、具体的な基準がわからないことが多いでしょう。今回は、組織の社員を内部監査員として選定する場合のポイントについて説明します。 2.組織の社員をISO内部監査員として確保する場合ISO内部監査員は、外部の専門

          自社で内部監査員を用意する時の心構えとは?メリットとデメリットを解説!

          ISOの内部監査とは?内部監査チェックリスト作成のポイントと監査の進め方を解説!

          1. ISO規格の内部監査とは内部監査の目的 ISO規格の内部監査とは、企業がISOの規格に基づいて、業務が適切に運用されているかを確認するプロセスです。内部監査の目的は、会社全体の業務プロセスがISOの基準に合致しているか、また効果的に機能しているかを評価することにあります。これにより、会社は現状の改善点を見つけることができ、より効率的な運営を目指すことができます。内部監査は、外部の審査機関による監査と違い、社内で実施されるものですが、非常に重要な役割を果たします。

          ISOの内部監査とは?内部監査チェックリスト作成のポイントと監査の進め方を解説!

          ISO内部監査に必要な力量とは?最低限抑えるべきポイントを解説!

          1. 内部監査員に求められる資質コミュニケーション能力 内部監査員には、コミュニケーション能力が非常に重要です。監査では、様々な部署のスタッフと話し合い、情報を収集し、問題点を指摘する場面が多くあります。このとき、適切な質問をしながらも、相手が答えやすい雰囲気を作ることが大切です。また、監査結果を報告する際にも、専門的な用語を使わずに、わかりやすく説明できる能力が求められます。円滑なコミュニケーションが取れれば、現場の協力を得やすくなり、監査の精度も上がります。 客観的

          ISO内部監査に必要な力量とは?最低限抑えるべきポイントを解説!

          【ISO内部監査員必見】効果的なインタビューのやり方とは?内部監査をスムーズに進めるためのポイントを解説!

          1. 内部監査のポイントISOの内部監査は、組織が規格の要求事項を満たしているかどうかを確認し、改善の機会を見つけるための重要なプロセスです。内部監査の成功は、効果的なインタビューによって大きく左右されます。インタビューでは、トップマネジメントから現場の担当者まで、組織全体の活動がどのように行われているかを確認し、規格に基づいた運用証拠を集めることが求められます。ここでは、内部監査におけるインタビューのポイントと、その進め方について解説します。 トップマネジメントへのイン

          【ISO内部監査員必見】効果的なインタビューのやり方とは?内部監査をスムーズに進めるためのポイントを解説!