ギアチェンについて本気出して考えてみた(理屈編)


出てくる用語の説明

緑数字

譜面がレーンの上部から現れて判定ラインまでの表示時間を表した数値。数字が大きいほど降ってくるのが遅い

白数字

レーン全体を1000としたときに、レーンカバーやリフトで隠れている(ノーツが降ってこない)エリアの幅を現した数字。数字が大きいほど表示されているレーンが狭い

ギアチェンジ

BeatmaniaIIDXにおいて、曲の途中でBPM(=譜面の降ってくる速さ)が変化する場合に。ハイスピードを調節して速さを自分の適性値に近づける行為のこと。

ハイスピードの仕様

公式サイトの説明https://p.eagate.573.jp/game/2dx/31/howto/play/option_speed.html

1.ノーマルハイスピード(NHS)

20段階選べます。自分は使わないため詳しく知りません。有識者ニキネキ助けて

2.フローティングハイスピード(FHS)

多くの人が常備してるであろう主流のハイスピードです。
 特徴は
 (1)0.01倍単位でハイスピード設定が出来るので、どのBPMに対してもほぼ同じ緑数字に合わせることが可能
 (2)レーンカバーがあるときは、緑数字を固定したままレーンカバーを動かすことが出来る


特に(2)の性質がギアチェンには非常に便利なわけです

3.クラシックハイスピード(CHS)

その名の通り古き良きハイスピード。ノーマルハイスピードと切り替えてどちらか一方しか使えない。
×1.00→×1.50→×2.00、以降は0.25刻みで×4.00までと綺麗な倍率なのでわかりやすいです。

ギアチェンの種類

他のテクニックは理解出来次第追加

1.鍵盤(FHS,CHS)

STARTボタンを押しながら黒鍵で加速、白鍵で減速します。同時押しして一気に変速も可。
 FHSだと黒1つで+0.5、白1つで-0.5ずつ変化します。
 CHSだと2で説明した段階を上り下りできます。

2.皿チョン(FHS)

FHSの➁の特徴を利用して、BPMが変わった後レーンカバーを少しでも動かすと最初に固定された緑数字に合わせる形でハイスピードの倍率が変わります。あまり盛大に動かすと白数字が変わって目線も変わるので、ちょっとだけ動かすことになります。
レーンカバーを少しだけ動かす動作がSTART+スクラッチをちょっと回すことからそんな名前になったような感じですね。

なぜ使い分けが必要なのか

理屈だけでいえばFHSならBPMが変わったときに皿チョンでええやん、となるわけですが、皿チョンはSTARTと皿で両手を触るのが一般的なのでその間鍵盤は完全に捨てることになります
クリア狙いでもスコア狙いでも、ダメージは出来るだけ少ない方がいいのでノーツがない(空白がない場合は、密度が薄い)時にギアチェンをしたくなります。そうなると皿チョンだけでは対応しきれません。似て非なるシチュエーションを具体例に、詳しく説明します。

皿チョンがダメな具体例 A

AはBPM93で始まり、さあギアチェンしてと言わんばかりの空白があって、BPM191になると同時に鍵盤が降ってきます。
大事なのは、空白地帯ではBPM93のままだということです。ここでいくらレーンカバーを動かしてもBPM93に対して適切な緑数字にしかならない=BPM191に加速したら終了 というわけです。

皿チョンでいい具体例 少年A

少年Aは同じようにBPM90から始まり、さあギアチェンしてと言わんばかりの空白があるのはAと同じですが、空白地帯で先にBPMが192に変わり、その後乱打に突入します。この場合空白地帯でレーンカバーを動かせばBPM192に適した緑数字に変わり、以降の乱打が見やすい状態で突入できます。

Aも191になってから皿チョンしたらええやん、というのはその通りですがどんなに素早くやっても10ノーツぐらい捨てることになるかと思います。
ハード以上ならFAILEDの危機、スコアでも最大20点程度の失点になるので、まあ、できれば避けたいですよね。

じゃあAはどうするの?

空白地帯で白鍵盤を押して調整しましょう。
※7th初出時はそもそも曲中にハイスピが変えられなかったので、モニター外部に物理的にレーンカバーを作るタオルが流行ってましたよね。

FHSの場合、ハイスピの値が人によってバラバラなので、自分の白数字・緑数字だと何回押す必要があるかを事前に確認しておくorゲーム画面の数字を見て判断しましょう。

ちょっとめんどくさいですが、FHSを後半の加速の緑数字に合わせておいて、開幕で鍵盤でハイスピ調整を先にやっとくことも可能。曲によってはこっちの方が嬉しいこともある、、、かも。

ギアチェン対策は検索すればたくさん出てきますが、ここにもまとめられるといいなあ^^

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