ウイポ10 2024 系統確立プレイ #2
1973年
ゲーム開始。系統確立プレイでは序盤の数年が最も重要、かつ面倒です。
初期譲渡馬
今作では初期譲渡馬を3歳馬と古馬から選択可能。早期確立できる系統に属する馬はいないので、好みや使いやすさで選びます。DLCを買っていて、6月に古馬を貰える場合は3歳馬を選んだほうがいいです。出走できるGIの選択肢が増えます。
今回はイチフジイサミを選択。金策に使う関係でかなりエディットします。確立には一切関係ないのでユウシオでもいいです。
GIに出しまくって賞金を稼ぎたいのでサブパラを強化。スピードを変えると初期譲渡馬のリストに載らないので、スピードは据え置きます。サウジとドバイに出すのでダート◎に、成長型も遅め普通から覚醒持続へ変更。距離適性も調整し、特性は大舞台を追加しています。
覚醒型なので序盤に勝てないのは織り込み済み。とにかくレースを使いまくって成長度を上げ、ダート三冠路線に進みます。クラシック路線に進んでもハイセイコーに勝てるわけないので仕方ないですね。
2歳譲渡馬は73年スタートだけ何故かすべて牝馬という謎仕様。架空馬のウィンドクラウドを選択します。父テスコボーイのため、活躍させれば父親の確立支援になります。
DLC種牡馬・繁殖牝馬
今作から登場のDLCで種牡馬と繁殖牝馬を一頭ずつ貰えます。これまでどうやっても入手できなかった海外の名種牡馬も手に入るため、確立プレイには必須級。しかし2頭で880円は流石に阿漕すぎるのでは?
種牡馬はギャラントマンを選択。ボールドルーラー・ラウンドテーブルの同期で、かなり貴重なボワルセル系。確立してボワルセルのセントサイモン離脱を狙います。
繁殖牝馬はサムシングロイヤル。セクレタリアト・サーゲイロードの母で、牝系子孫からニシノフラワーやロードカナロアが出ています。牝系確立を狙うために所有。後継牝馬をたくさん作ります。
初期馬が出揃ったので時間を進めます。
初動
とにかくレースに出して成長度と資金を稼ぎます。牧場拡張と繁殖牝馬購入で引き継ぎ資金100億円はあっという間に減り、いくら金があっても足りません。6月1週でDLC馬が大量に参入してくるため、彼らもフル活用で稼ぎまくります。
初年度にあまり使いすぎると2年目の海外牧場建設&繁殖牝馬購入の資金が足りなくなるので、50~60億円程度は残しておく必要があります。5年ほどで資金面は安定してくるので、それまでは節約です。とはいえ確立用の史実牡馬は買うしかないので、主に繁殖牝馬を妥協します。テスコボーイもフォルティノも未確立なので、数合わせにチャイナロック産駒の架空馬を買い漁っています。
種付けはインターメゾとギャラントマン。後継がほしいトキノミノルも3頭付けています。インターメゾはハイペリオンとナスルーラが見えているため、インブリード込みで意外と爆発力が出ます。反対にギャラントマンは流行のセントサイモン系+銀因子ひとつのみ+ブランドフォード2本という三重苦で爆発力一桁を連発しており、素の子出しも低いため今後の困難が予想されます。
ハイセイコーが距離不安を乗り越えて三冠制覇、ダートも勝ちまくり東京大賞典をレコード勝ちして初年度は終了。ハイセイコーはGI級7勝、無敗のまま3歳引退です。この世界ではシンザンではなくハイセイコーを越えろと言われるかもしれません。
年末処理でホーンビームを回収、また輸入種牡馬からイエローゴッドとサンフォードラッドを買います。今回は一応アレツも買っておきました。
73年末の系統確立はマイバブーとシカンブル。初年度に2系統を確立できるのは今作が初めてではないでしょうか。
マイバブー系確立
マイバブーが確立。世界2%日本型、ST系。
マイバブーをSP種牡馬として導入するだけで必ず確立します。しかもマイバブーはこの年限りで引退なので、他の馬の支配率に影響を及ぼしません。系統特性も変化なく、ジェベルが親化してトウルビヨンを離脱。デメリット皆無で入れるだけ得な種牡馬です。
今作ではパーソロンが未確立・ジェベルの芝適性が欧州型のためパーソロン産駒は日本の芝で苦戦することが多いのですが、マイバブーは日本型で確立するためパーソロン産駒が強化されます。マイバブーを確立する場合、できることならパーソロン確立もセットで狙いたいですね。
パーソロンを通さないマイバブー系はあっという間に衰退し、繁殖牝馬もあまり多くありません。パーソロンから続けて連続確立を狙う場合、保護を忘れないようにしましょう(一敗)。血統構成の良いペールか因子持ちのクロージェから繋ぐのがよさそう。個人的にはダマスカスに金銀因子が生えて人並みの爆発力が手に入るのが嬉しいです。未確立ダマスカスで爆発力20は完全に新時代の扉開いてます。
シカンブル系確立
シカンブルが確立。世界2%日本型、無系。
自動確立枠。何もしなくても確立し、今作でせっかく得られたプリンスビオ由来のST系を消し飛ばします。無系も配合面は梃入れされているので一概に悪いとも言えませんけれど。
国内にはファラモンドやムーティエの牝馬が大勢いるので、そのへんの爆発力強化にはなります。シーバードやクリスタルパレスの母父なので、ネイティヴダンサー親化の際なんかには役に立ちます。プリンスタジやセダンを立てればプリンスビオが親化しますが、プリンスローズが独立している時点で十二分な気もしますね。
ジェベル系昇格
ジェベル系が親系統に昇格。
今作から初期子系統になったクレイロンと初年度マイバブーの二系統で親化。実質何もせずに親系統が一本増えます。トウルビヨン系は非常に範囲が広く、母系に入っている馬がかなり多いので、分割によって古い血統を使う配合はかなりやりやすくなります。
今後繁栄する系統はほぼ全てジェベルを通るので、ジェベル昇格後のトウルビヨンはほとんど抜け殻です。ネルシウスとティエポロ、アンビオリクスの子孫くらい。それも80年代には概ね消えるので滅亡まっしぐらです。大して保護するメリットもないので放置でいいと思います。
ラトロワンヌ牝系確立
初年度の時報。試走していたときは1~2年遅れることもありましたが、確立しないことは多分ありえない超がつく名牝系。ドクサ系のままだとダート馬が出まくるので分離自体は悪くないのですが、馬名を日本語表記にしていてもなぜか牝系名がアルファベットになって見た目の統一感がないのをなんとかしてほしいです。
1974年
2月にDLCの海外牧場が解禁されます。開設に20億円持っていかれる上、繁殖牝馬と施設で更に資金が必要になり自転車操業状態に。
施設はウォーキングマシンと獣医施設をひとつずつ作っておきます。確立するにも資金を稼ぐにも幼駒を作らないと話になりませんが、施設が揃わないうちは不受胎が多発するので、気休め程度でも受胎率の底上げはしておきたいです。あとは観光施設に全振り。最低限維持費を相殺したいですね。
繁殖牝馬は虹札や金札は少なめにして、子出しの高い架空馬を足します。マスクデータである子出しもツールで読めるため、繁殖牝馬選定は格段に楽になっています。牝系も増やしているので、牝系持ちや母父◯を中心に財布と相談して選んでいきます。
注目はプティトエトワールとマイチャーマー。前者は高い競争能力とフェアウェイ×ボワルセルの零細ST血統が魅力で、74年引退なため後継牝馬作りのため確保。後者はシアトルスルーを受胎中で、自家生産することで牧場長を育成しつつシアトルスルー系を確実に立てられます。
またこのタイミングの牝馬購入は、受胎している牝馬を選ぶのが大事。幼駒を売り払えば資金が戻ってきます。受胎済み牝馬は実質的に牝馬購入額を売却益ぶん割り引かれているに等しいので、空胎や不受胎は虹札だろうと無視します。受胎していない牝馬に欲しい馬がいる場合、幼駒出産後に入れ替えればOK。
海外遠征も解禁されているので古馬になったイチフジイサミやタケホープらは海外に飛ばし、国内はエディット強化した3歳馬でクラシック中心に稼ぎます。
種付けはホーンビームとインターメゾ、ギャラントマン、セントクレスピン。Private施設を最大拡張しているため、海外でもホーンビームをつけられます。ナスルーラとハイペリオンが近いため簡単に危険度が上がるのがネック。数埋めにナシュアやレッドゴッドも付けました。
香港と豪州で無双していたタニノチカラにより競馬ブームが発生。ハイセイコーと二年連続です。早期確立のためにCPU生産の架空馬をたくさん所有しているので、史実調教の成功率アップは嬉しいですね。とはいえ遅めありで26戦もさせたので流石に競争寿命が尽きており、凱旋帰国した有馬記念はキタノカチドキに一蹴されました。
年末処理はサンフォードラッドとタイテエム(DLCで所有)を欧州牧場に送ります。Privateは大した馬がいないので消去法でボールドリーズニングを選択。オーエンテューダーを親化したいのでテュデナムを買っておきます。
74年末の系統確立はタンティエームです。
タンティエーム系確立
タンティエームが確立。欧州5%、ST系。
SP種牡馬としてタンティエーム・タネルコ・マッチ・アジオの4頭を導入すると自然確立します。今回は他の確立との兼ね合いでSP種牡馬の枠が足りなかったのでアジオ抜きの3頭。不足分の支配率はCPU所有のロンバードをMAX強化して高額種牡馬入りさせることで補いました。
因子スカスカのテディ系、それもダマスカスと無関係で手薄な欧州テディに銀因子を生やせるのが魅力的。ニジンスキーやダンジグなどの主要な母系テディ由来のSP系を破壊しない丁度良さも光ります。クリスやキングズベストにST系を生やせるほか、零細血統でステータスが良いので牝馬を作っても役立ちます。
血統的な使い勝手はいいですが、親化のメリットはほぼないので、ST箱庭でなければ滅亡しても問題ありません。直系で繋ぐ場合、タネルコは産駒種牡馬が多く確立しやすいです。母父としては活躍したのはリライアンスですが後継がおらず、引退が早いのがネック。日本競馬でみれば輸入種牡馬のフィディオン……は確立無系なので、産駒のメジロデュレンでしょうか。
ケンフジ牝系確立
新たな時報候補。本当の表記は賢藤なのですが、血縁馬ともども何故かカタカナで収録されています。アストニシメントの傍系で、勝ち鞍込みで新規収録された牝馬が多いため、確定枠ではないもののかなり確立しやすいです。
アストニシメントは史実期間中盤に繁栄しますが、日本ローカルなので頭数が足りずなかなか昇格が遠い牝系。ケンフジの離脱でますます昇格が難しくなるので正直言って迷惑です。そこそこ有用な牝系特性「牝馬」を失う上、有力馬もおらずすぐに衰退するので本当に役に立ちません。一応アロマカフェがいるので2010年くらいまで存続しますが、架空馬から大物が出ない限りその先はないでしょう。
今回はここまでです。続きはそのうち。
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