見出し画像

TOKYO ISLANDHOOD Meetup vol.4開催レポート

皆さんこんにちは!TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS事務局です。
東京の島しょエリアの魅力向上や地域課題の解決を目的として、スタートアップや個人事業主等による島しょエリアでのビジネス展開を支援するプログラム「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS」の事業説明および島の方々との直接交流できる機会となるミートアップイベントの第4回目が7/21(金)18:30〜20:00@NEXsTokyoにて開催されました🌊

TOKYO ISLANDHOOD Meetup vol.4


vol.4のテーマは「島とはじめる」

今回はvol.1〜vol.3まで島からゲストをお招きして島の現状や課題、魅力についてお話を伺ってまいりました。最終回となるvol.4では、TOKYO ISLANDHOODの事業総合アドバイザーである、東シナ海の小さな島ブランド株式会社・代表取締役の山下賢太さん、Zebras and Company・代表取締役/共同創業者の陶山祐司さんに、島における事業の立ち上げや、持続する営みにしていくためのマインドセットについて、島内外の観点から語っていただきました。

山下さんは、鹿児島県上甑島生まれ37歳2児の父。
東シナ海の小さな島ブランド株式会社と島守株式会社の代表取締役を務めていらっしゃいます。JRA日本中央競馬会競馬学校を中退後、16歳で無職に。
きびなご漁船の乗組員を経て、京都造形芸術大学環境デザイン学科を卒業後、日本の水産業に新たな選択肢をつくる FISHERMANS FESTや鹿児島離島文化経済圏を監修しています。
現在は、山下商店甑島本店、オソノベーカリー等をはじめとする、地域固有の建築空間や公共施設などの小さな拠点の再生に取り組みながら、農林水産物の生産現場から食卓まで一貫したデザイン経営と、あらゆる地域資源が循環するしあわせなもの・コトづくりを通じて「世界一暮らしたい集落づくり」を目指して、新時代の村づくりを実践していらっしゃいます。

東シナ海の小さな島ブランド株式会社 代表取締役 山下 賢太 氏


陶山さんは、元々は経産省で3.11を踏まえたエネルギー政策の見直し、電機メーカーの競争力強化を担当されていました。その後、ベンチャー企業向けの投資家として、100億円超の資金調達をした宇宙開発ベンチャーなどの戦略策定、資金調達、サービス開発等に従事されています。Zebras and Companyでは下記3点に注力して取り組まれています。

(1) 地域の方々が喜ぶことと稼ぐことの両立
(2)会社に関わる全ての人が幸せになること
(3)長い視点で事業を行うことを大切にする「ゼブラ企業」の普及

Zebras and Company 代表取締役/共同創業者 陶山 祐司氏


甑島で連続起業されている山下さんだからこそ語れるリアリティに、私含め会場全体が圧巻の空気で包まれているようでした…😌陶山さんも今年の4月に実際にご自身で甑島を訪れ、山下さんの活動に感銘を受けられたとのことで、二人の息のあった掛け合いで会場の温度感もヒートアップしていきます。

会場の皆さんの真剣な眼差し…


「誰」のためにやっている事業なのか?

山下さんのお話で非常に印象に残ったところとして「観光客のための観光推進ではなく島民の在りたい暮らしを「観光」がいかに支えるか?」という一枚のスライドでした。そしてさらに山下さんからこんなメッセージを受け取りました。

島全体を見て課題を捉えるのはとても難しい。
では、守りたいのは「誰」のどんな暮らしなのか?
解決したいのは目の前にいる「この人」の課題なのではないか?
島と一緒に事業をつくっていくにはこの視点が大切。

当たり前といえば当たり前。だけれども実は見失いがちな視点でした。


島と事業をはじめていくにあたって会場からもさまざまなご質問が飛び交いました


事業の応募は7/31(月)まで…!

ミートアップも終わり、いよいよ本事業への応募期間は7/31(月)まで残りわずかの期間となりました…。さて、一体どんな企業の皆さんから応募が集まってくるか、私たち事務局一同もワクワク・ドキドキしているところです!

島と事業を立ち上げていくことは、確かにそんなに簡単ではないかもしれない…でもそれでもこの事業を通じて関わった皆さんが、ISLANDHOOD(島に関わる仲間たち)になれるように、私たちも精一杯伴走してまいりますので、是非飛び込んできていただけたらと思います😊


TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS 応募フォームはコチラ


ミートアップのアーカイブ映像もアップされました!

本事業の概要(第一部)


ミートアップvol.1(第二部)


ミートアップvol.2(第二部)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?