Log_2023.10 part2
・まえがき(2)
これの続き。
一度時計の針をとめたもの、実はもう一つあって、それとどう付き合ったのかと、急激に生えた視点ももう一つ。そのことについて書いていく。
・10/16 at 幕張
ごめんなさい、ホントに気持ちよかったのでこれだけは書かせて。
2005年からこの弱いチームの草野球、何度も不平不満たらたら零しながら観てるけど、なんだかんだこういう気持ちのいい試合をしてくるのがクセになっちゃうんだよな……千葉ロッテマリーンズはDV彼氏。来年はシーズン終盤でこれを続けてほしいね。
あ~~~~~~~強奪球団福岡ソフトバンクホークス、ざまぁwwwwwwその補強金額で3位、いまどんな気持ち????????ねぇねぇねぇwwwwwwあ~~~~~気持ちええwwwww
お母さん、ホークス負けたからってLINEブロックしないで。11月になっても解除されてなかったの、息子は寂しいです。
・10/19 at 下北沢
毎月区切りとして良い位置にあるから続けて通えてるみたいなとこある。
この日の企画はアコースティックライブ。さとりモンスター、普段ライブ中ステージそっちのけで遊びがちなのでたまには文字通り床になって観るのも悪くない。特に「トワイライト」、座っているのに立ってるかのようなフォルムで歌い出したゆりちゃんがすごく印象的だった。曲をその身にまとうという表現がピッタリ。
真っ黄色のアンコール、地理の教科書で観たアメリカの大規模農場かってくらい黄色だったね。
・10/22 at 渋谷
流石に相当悩みましたよ、コレは。決断の時点では北の女性絶賛封印期間でしたからね。9日のタイテの噛み合いが良くなければ北に飛んだifもあった、と思ってる。
もともとロックバンドの畑で生きてきた人間にバンドセットと月一で健康になれる多動グループ、そして噛み合い悪くて2ヶ月ぶりにまともに観れそうな女性。西側諸国の襲撃と真っ向からバトルできる機会はなかなかないし、ほかにも観てみたいものはたくさんあったので残留。結果としてその後の気持ちにうまく作用した日だったのでいいでしょう。
・Axelight
月一アクセラ10月の部、今月も楽しくてすごかった。ラーズ・ヌートバー選手もびっくり。楽しすぎてSky Fallのイントロで上下に跳躍を繰り返す部族に参戦。来月はできれば下北沢でお待ちしております、オールナイトのほうだと嬉しいんだけど、2週間前なのに演者を出さない運営は居ないよね?
↑出た。神になってもいいかな?
いや、すごいよ……
・PREVAIL
モソモソおともだち内閣、久々に観て5人じゃなくなっててビビった。また観たい。バトルモンスター???すいません……
・ Mirror,Mirror
先月無銭行くつもりだったのが流れたので行きたいな〜と思ってたら機会降ってきたので多動。フロアの雰囲気が結構好き。巴月(はづき)もえさん、萌え〜〜〜
あとコパノリッキー役の方いますよね?
・餃子の王将
調理器具が一切持ち込まれないこの人たちのライブ初めて観たし普通に楽しかった。今後はラーメンチャーハンチャイティー全部持ち物検査で弾こう。
・Kolokol
この日の裏メイン。
体調、日程、気持ち。
あまりにも噛み合わなさすぎたから、自然に「観たい」という気持ちが湧くまで待つ選択をした。その甲斐があったし、その気持ちのリハビリに合わせてくれるようなセットリスト。とても良かった。
ここでも聴かなかった新曲を意図的に封印して臨んだんだけど一発回答で出てきて満足した。アニメOPみたいなイントロと高橋歌い出しはスイッチが入る。あとサビの歌詞で一部小出祐介宿ってて興奮した。気持ちが♯するんだよね、良い曲と良いライブ、良い顔で歌う女性。すべては君のせいで、Baby頭抱えるばかり(横転)
そういう曲じゃねぇから(ベボベリスナー歴12年談)
・Quubi
1ヶ月かけて視点とか耳とかをじっくり育てた総仕上げ。今まで何度も味わってきた「対バンの30分」の体感速度の最速を更新した。
終わった後のこの感想が全て。
今までいろいろなグループを観てきて、その度にコンテンツだったり、バンドだったり、はたまた声優だったり。シチュエーションでいうとアイドルのバンドセットライブも何回か観てきた。
そのそれぞれが体験してきた「ライブ」というもののデジャブを引き出してきたんだけど、「良い音に対して頭を振り、拳を突き上げる」という至ってシンプルな、良い音楽に対するスタンスを一貫して保てる場所が手札に加わったような気がする。
あとは、個について。
藤宮紬さん、ライブになると音源よりも半音気持ちが高揚してるような楽しい気持ちで歌っているように見えるのが良いとこであり、自分が観ているとこだなあと気付いた。周りを観るというよりは、自分の世界に没入するような人に惹かれがちなのかもしれない。
完全詠唱、全部ちゃんとやってるのすごい。ラッパー?
・10/28 at 白金高輪
先週呼ばれてたのに行かなかった理由、ここがあるからみたいなとこも少しある。
北海道のライブがだいぶ「呼んでよ〜」セットリストだったけどそれも全て回収できて楽曲王の顔つき。「水流」からの「黎明」、曲繋ぎの大秘宝。ロジャーが隠したくなるのも納得の気持ち良さ。
あとは「六花」「僕ら」という去年の冬を彩った2曲がしっかり聴けたのも嬉しかった。この曲聴かないと冬は始まりませんからね。
この日は最後尾に文字通り背中を預けて観ていたんだけど、この景色がとても綺麗だった。手を突き上げる人、応える4人、ふんだんに使われたVJ。定点カメラのスタッフだったとしたら感嘆の声が漏れて使えないライブ映像を量産していただろう。
そんなライブをオールウェイズ出してくれる、他に行くライブより全くといいほど動かないのに、終わったあとのじっとり感すごいから「心が汗をかく」という言葉を実感できるのが今のこの場所。
いくらの海産物Tierは高くないけど、このライブのTierは1しかあり得ないかな……
と、いう話をしたらいくらアンチ認定されて泣きました、いくらってそんな美味しくなくない???
・10/29 at 名古屋
思い出したね、「発動」のやり方を。
動きの制限されたリリイベ
→ライブハウスの対バン
→対バン尺バンドセット
少しずつ少しずつステップアップしてもう最後はワンマンライブしか無いでしょ!というところで久しぶりに「ノリと勢い」を発動。
どうやら気持ちのリセットには新しいものを詰め込むキャパシティを作るという効果もあるようで、そこにスッと入り込んできた場所、ここで10月を〆たいと思ったのが三日前。行き帰りの交通、チケットの文字通り3タップで向かったのは名古屋。
ちょうど7ヶ月前のノリと勢いと同じワクワクを抱きながら、そのときと同じ道を通って会場へ。そこで観たのは、会場の全員が「生きている」光景だった。
コレは「Quubi Japan Tour 2023」を終えたあとのニューヨーク・タイムズ紙の見出し。
頭の4曲で身体を揺らして、声を出させて、ステージを観させて、音で気持ちよくさせる。その勢いを保ったまま駆け抜ける、まるで4×400mリレーのアンカーがぶっちぎりでトラックを走っているかのような爽快感のライブ。素晴らしい以外のひとことが見当たらない。
この1ヶ月、噛み合い良く毎週のように観たQuubi。ここまで肌に合ったのは、楽器のように4人の役割がハッキリしている点と、その枠を干渉しない絶妙なラインでそれぞれが楽しもう、楽しませようとしている、そう見えた点にある。自分が尊敬するバンドマンの音を作るときの心持ちを写すようなパフォーマンス、響かないわけがない。12月のワンマンが更に心待ちになる時間だった。
・総括
※コレを書いている時点でだいぶ心が揺れる出来事があったんだけど、できるだけ10/31時点の気持ちで書こうと思ってます。
この月、というか秋のテーマなので何度も擦ったように書くけど、「リセット」したことで気づくことがたくさんあった。止めたことによって得た考えは先月の総括。今月はそれを動かして得た考えについて。
接し方も手探りなまま、それでも接する時間は長くなってしまったもの。それそのものと、それに付随するもののバイアスを拭いとるための時間、なんとなく長くなる予感はあったけど2ヶ月以上もかかるとは思っていなかった。
好きなんだけど、の「けど」の部分のケアと言い換えれば良いのか。この接続詞についた濁点が文字通り気持ちを濁すから、新しいフィルターの交換期間に何をしたか、というのがこの1ヶ月。フィルターが無くなったことによって空いた穴に入り込むもの、もともとフィルターを通っていたものを横並びさせた月だった。その結果、手にしたのは
「今の場所、やっぱり好きだ」
「もう一度時計の針を進めてもいいという相手と気持ち」
「音楽を好きな原点に近い気持ちで観れる場所」
だった。
持っている手札に対して、気持ちだけはなるべく平坦に。加速度をつけるべきところは加速度をつけていく、そんなこれからにしたい。幸い節目のようなライブは先に何度かあるので。
ここから先はひとりだけわかって欲しいところなんだけど、最近意識してること、正解だしそれを当てるのとんでもないよ。とだけ。
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