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Log_2023.10 part.1

・まえがき

 ナンバリングして「日記」って形にまとめるようになったのは今年からなんだけど、それよりもずっと前から細かい心の機微とかをしたためる習慣はあったから、文章の積み重ねというものは実は4年分くらいあったりするんだよね、というお話から。

 過去の自分の稚拙さに(いまもたいがい稚拙だけど)耐えながらそれにじっと向き合いたくなるタイミングってあるよね、と見返してみると、どうやら秋にリセットボタンを押したがる傾向があるらしい。
 ずっとやっていたゲームのアニバーサリー期間が終わったからという単純な理由から、比較的言えないことを書いているはずのここにも書けない○○○(本名)という人間の深淵にいたるまで。

 9月、今年もそのボタンに手をかけた。
 ここからはそのあとのお話。リセットして多感になったから少し長くなるので分割で。


・10/1 at よみうりランド

ワクワク

 さとモンフェス、振り返るととんでもない催しだったなぁと思ってる。

 アイドルも好きだけど、それ以前に「音楽」が好きだからライブに行ってることを実感させてくれた一日。よくよく考えたらアイドルの主催イベントでそれなりの知名度のバンド(cinema staff)メンバーが普通に出てきて歌ってるの、凄いことだよなあ。

 呼ばれているアイドルもだいぶ楽しみ方それぞれということもあってほぼ常時フロアに居た気がする。シチュきのホ。ジャン禁でやるセトリじゃないよ〜〜〜、実質アトラクション、折角数年ぶりに遊園地に来たのにゴーカートしか乗らなかったね。いちばん怖かったのは自然光アトラクション(特別協賛:situasion_ayu)

はあ…ゆんゆ…

 お目当て以外特筆すべきはONIGAWARA、ふか〜い事情があって昔から知ってたけど実際にライブを観るのははじめてだったから、音楽をエンタメとして出力するってこういうことなんだなとまじまじと見せつけられた気がした。

 あとは最後、ホントに待ってた、さとりモンスターバンドセット。

 ここに行くようになったのは間違いなく出会ってきた場所のなかで最も「好きなバンドライクの音が鳴っている」から。
 ギター・ドラム・ベース、輝くフレーズ、結んだ先にポラリス。僕が敬愛する天才が詞で綴ったように三つの楽器が重なって思いきり歪めば歪むほど音楽は星のように輝きを増すのであってぇ……(後方腕組み無名レーベル所属自称音楽プロデューサー面) 


 好き曲であるところの「teenage」、海中くらげちゃんで消化してやらないと思ってたからとても嬉しかった。ラストの響万里菜さん、ギターと相まってもはや星超えて宇宙。最後の「ハイスコアガール」の飛んでないのに宙に浮いてる高揚感を保ったままテーマパークから退場。

読◯倒せ〜


・10/6 at 新宿

 この時期にデスマーチが始まってしまったのでありえん多忙になった第一週、やってられなくなって架空の恋人を作成。上司を化かしたキツネワイ、3ヶ月ぶりのキツネさん訪問。

ふらっと行って整番1ケタ、こういう運はある


 普段リリイベというものはなかなか行かないんだけど、行きたくなったのは9月末に出たとんでもEPのせい。全人類聴いたほうがいい。今最もホットなコンテンツ、Quubiをよろしくお願いします。

 リリイベ&さいまえということもあり落ち着いて気持ち悪い(超褒め言葉)音を浴びながら眺めるの、結構歌割りとか顔とかじっくり見られて良いなと。前日のライブで喉の不調で歌えなかった村上さんが途中で「だいじょうぶ」「ありがと」って口パクしてたのが印象的なひとコマだった。

 タワレコエプロンならタ〇〇(反日労働基準法違反カフェチェーン)のエプロン持ってくれば良かった~


・10/7-9 at 箱根

オタクのソイポと2択で迷った

 え、静岡じゃないの ←これ。

 その場所で観ている人がフィーチャーされたセットリスト、参加できないことに若干の寂しさは感じつつもここは外せなかった。
 リセットボタンを押してもリセットされない仲の友人たちとの2泊3日、こういう顔を合わせて昔話が出来る機会は大事。放送コードに引っ掛かりそうなので内容は割愛。とても楽しかった。

「過去に拘泥」するな、とはよく言われる言葉だけど、それと同じくらい「今に拘泥」することも良くない、わかっているようでこういう機会じゃないと実感はできないね。


・10/9 at 横浜

 そんなこんなの事情が重なり、経験値はそのままに、気持ちはライブ通いたてという達人の境地のような状態になって向かったライブ、まさにコレ。

なんだったんだこの設定


 終わったあと良過ぎて一瞬何も考えられないライブ、これがいちばんいいライブなんですよね。

 夏、一年越しに観ることの出来た景色を彩った「夏が来れば」、どうしても行けなかった日に初披露され、ライブ映像すら封じていた「水流」の思い出ボムが大量の振り付け、完全に脳を焼かれて「良い」以外の言葉が出ない。
止まった時間を補完して、時計の針を進めるためのセットリスト。観ることができなかった2ヶ月ぶんの余白にインクの瓶をひっくり返したかのようにひたひたにしてくる25分間だった。


 丸2ヶ月、いろんなものを観てきた訳なんだけど、色褪せないくらい染みついたものが確かにあることを証明できたのが何よりも嬉しかった一日。
 その気持ちを焚き付けたのはタイテの妙というか、直前にtipToe.が配置されたのもあるんだろうなぁと思う。星降る始まり、ブワッと何かの秘孔が広がったようにスイッチが入るのでもっとやってほしい。


・10/12 at 代官山

 平日に開催(平日にするな)(それはそう)蕎麦屋さんによる集会。やはり音が良い。フリッカーズ・ハイの配信決定でとても大きな歓声をあげてしまい申し訳ありません

 そんな日のtipさん、何か飛び道具がありそうな匂いがしたから何だ何だと待ち構えていたらひとつ前の衣装で登場して思わず息を呑むこととなった。

 Base Ball Bearというロックバンドを何年も聴いているとホントに「コンセプト」を敷かれて作られた音楽に弱くなる。「雨編」と呼ばれている、この日EPの曲順通りに披露された楽曲たちは、コンセプトという鎌を持って命を刈り取りに来た。曲を追うごとに汗が滴って雨に濡れたかのように視えることによる没入感。このEPが世に出たとき、リアルタイムで追っていなかった記憶を埋めるかのようだった。


 雨編の曲をやると話したくなるのはこの人。この衣装のときの立ち姿、画になるんだよね、いつものように話したかったことは話せませんでしたが、この日の感想に終始するのもそれはそれで良い。

 今日のような没入感を表現するために「演じている」という言葉を彼女から引き出せたのがちょっと嬉しいみたいなところがある。なんでだろう、人って必ずいついかなる時も何かを演じているものという前提で行動してるからかな、これ以上は深淵の予感がするので深くは掘らないようにしましょ。


・10/14 at 下北沢

 何故か2ヶ月も行ってなかったらしい下北沢。なんでやろなぁ、病気かなぁ

 yosugala、同事務所の2つの好き度が異常なせいでバイアスがかかって曲普通に良いの忘れがち。特典会の列はシャングリラからシェルターまで伸びてた。

 良いパフォーマンスの残り香を受け継いだかのようにSEを伴って「僕たちは息をする」から始まったtipToe.のライブ、他人から見てもはっきり分かるくらい大はしゃぎしてましたね、わたし……tipで柵ジャンプする世界線に辿り着いたんだなぁ

 この大はしゃぎのなかにもしっかりと「茜」「ナイトウォーク」の余韻がある。曲調の変化の切れ目ってどうしても雰囲気が途切れちゃいがちなのにそれがない。先月、仙台で気づいたその良さがさらに磨きがかかっていたように思う。
 ライブアイドルって、バンドとかと違ってツアー中でも合間にどんどんライブをするから、こんな感じにツアーに全部行けなくとも、ツアーの中で成熟していくものを感じられるのが良いとこだなあとふと思った。

 こういう気づきを書いてるんだけど、気づきがあるのは相互だったみたいですね。

・10/15 at 渋谷

 絶妙に「間空いてるし観たいな〜」と思っていたところが3つ集まった対バン、行く場所が固定されてきたこの時期、新鮮な気分だった。カラテアの5曲目くらいで5人が横一列に並んだときは忘れられない青い春が始まると思って警戒センサーが誤作動したけどすぐに垂れ目センサーに戻ってくれて安心した。これは収穫なのですが、くるみちゃん、何とは言わんがすごい。

 この日のお目当てさん。
 リリイベで久々に聴いたことで逆に生まれた不完全燃焼の部分、ライブハウスでこの曲たち浴びたい!に変化した欲望を叶えに行った回。Black outのイントロが気持ち良すぎてBlack out →→↑(特定の別グループの気持ち良い楽曲のオマージュ)になった。え、翌週、バンドセットでもっと気持ちよくなって良いんですか……???

 この日の収穫②、ハードなセットリストの最後に添えられた「Blue days」。ライブ後のダイジェストにこれ流したい。映画のエンドロールの画が浮かぶようだった。


・10/15 at 横浜

近くを通った横浜っぽい画像

 前日にほぼ誰にも言わずに決めた回し。

 どうやらここも、月に一度は摂取したい場所に育っていたらしい。なんで昼から居なかったんですか?←これはホントにそう。

 いつも青セカに行くときは必ずと言っていいほど介護職を伴っていたから完全なソロ参加ははじめてだったこの日、天気は雨。
「あ、何かあるな……」という予感があった。

 そういう予感、ホントによく当たるんだよな。雨の日の一曲目、「青い光」。静かに始まるイントロで思わず息を呑んだ。また、観たことのある景色が塗り替えられたから。

 最後のサビまでいろんな爆弾が頭の中で弾けまくって正直顔くしゃくしゃだったんだけど、この曲の最後の振りで走馬灯の一時停止ボタンを押すかのようにがっつり指をさされたのが分かったので(あとで本人から真っ先に言われたので、珍しく何も考えずに真に受けることにした)、そこからは「今」に集中できた気がする。

 だいぶご無沙汰だった「ロールプレイ」や「春夏秋冬」を拾えたという点、ほのかちゃんが復帰して5人でのライブを見届けられた点。満足度がものすごく高かった一日だった。

9/9以降2つ更新

 横田クリニック、ホントに恐ろしい。

 正直なところ、ここで一区切りと決めて距離を置こうと考えていたのに、掴んだ脚を離さず、目を離さない振る舞い、そして何よりもこの場所に対して色濃く残った思い出を、少しずつ少しずつ塗り替えていくのだから。

(割と会話内容宇宙だった)(それがいいみたいなとこある)(最初の頃が重い内容だったのがよくない)(目が大きい)

 というわけで一旦ここまで。
 リセットの効果が如実に表れてきていてどうなるかはちょっと先の話。

 閑話休題。

 10/15の対バン相手えのぐ、技術的に興味が沸いてそこにいたオタクにいろいろ聞いた。この特典会見えてんの?って言ったら「見えてますよ〜!」というめちゃくちゃ良い返事が返ってきて笑った。次元を超えた無銭接触をしてしまい申し訳ありません。

 音声と映像の乱れ(ライブビューイング以外で使うと思わなかった表現)が盛り上がる曲の途中にあって「コレちょっと可哀想、自分がここのオタクだったら萎えちゃうな」と思っちゃったとこだけ残念だったけど、音は普通に良いし、対バン相手を普通のアイドル以上にリスペクトしてるんだなぁ、というところが節々に感じられた。

 異質な立場だから認められるための苦労や努力、勉強することも何倍もあるんだろう。バイアスを取り除いてこういう感想が出てきたのも気持ちのリセットの副作用かも。

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