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書籍編集/技評/個人の見解 https://booklog.jp/users/isic…

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書籍編集/技評/個人の見解 https://booklog.jp/users/isicihi

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最近の記事

"絶えず運動している生命にとっては、何が入力で何が出力であるかという根本的な区別が不可能なのだ。" https://distance.media/article/20231004000071/

    • "人間は…無意識に視覚的に「イメージとして」誌面を眺めてもいて、そこのところをどうコントロールするかが「読みやすさ」をつくるうえでは決定的に大事" https://www.genron-alpha.com/voice20231016_01/

      • <問題>と「棚」は無関係?:『リサーチのはじめかた』雑感・メモ

        『リサーチのはじめかた』を読んだ。 購読しているメルマガで気になる本として挙げられていたことがきっかけだったように思う。書店で手にとってみたらなかなか具体的で面白かったので読んでみた。あくまで研究者の卵に向けて書かれた本なので今の私に直接役に立つかはわからない。とはいえリサーチ全般に効果があるとも謳ってもいて、いつかは役に立つかもしれない。それくらいかなり具体的にあれしろこれしろと書かれている。「手書きの場合は、ペンや鉛筆は慎重に選ぼう。」なんてことすら書かれている(p.1

        • 稲尾和久と佐々木朗希の間:『訂正する力』雑感

          『訂正する力』も読んだ。 『訂正可能性の哲学』より幾分時事ネタが増えたこの新書を読んで思ったのはプロ野球のことだった。ドラスティックなリセットではなく、地道な変化の重要性を説くこの本の冒頭では、訂正のたとえとしてまさにスポーツが登場する。 私が野球に親しみはじめた2000年ごろ、クライマックスシリーズも交流戦も侍ジャパンもなかった。まだ近鉄が存在しており、日本ハムの本拠地も札幌ではなく東京ドームだった(そしてまた札幌からちょっと離れたわけだが)。球界再編問題とは、プロ野球

        "絶えず運動している生命にとっては、何が入力で何が出力であるかという根本的な区別が不可能なのだ。" https://distance.media/article/20231004000071/

        • "人間は…無意識に視覚的に「イメージとして」誌面を眺めてもいて、そこのところをどうコントロールするかが「読みやすさ」をつくるうえでは決定的に大事" https://www.genron-alpha.com/voice20231016_01/

        • <問題>と「棚」は無関係?:『リサーチのはじめかた』雑感・メモ

        • 稲尾和久と佐々木朗希の間:『訂正する力』雑感

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        • 読んだやつ
          229本
        • つぶやいたやつ
          29本
        • 書いたやつ
          18本

        記事

          "安藤さんは「もう一つ補足するなら、『ロボット』の前に『支援』がつくならいいと思う。例えば『家族支援ロボット』とか、家族の関係を円滑にしてくれるロボットだったら欲しい」という。" https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/10/news142.html

          "安藤さんは「もう一つ補足するなら、『ロボット』の前に『支援』がつくならいいと思う。例えば『家族支援ロボット』とか、家族の関係を円滑にしてくれるロボットだったら欲しい」という。" https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/10/news142.html

          "「ここから先は、本を冊数ではなく重さで扱っていくんだな」" https://www.valuebooks.jp/endpaper/1517/

          "「ここから先は、本を冊数ではなく重さで扱っていくんだな」" https://www.valuebooks.jp/endpaper/1517/

          "インボイス制度の例もそうで、反対派のほうが細かく調べて、色々なリスクを考え、ある意味ではルールそのものを尊重している。賛成派は問題があれば考えればいいじゃん、という感じである。" https://open.substack.com/pub/youkoseki/p/ef8

          "インボイス制度の例もそうで、反対派のほうが細かく調べて、色々なリスクを考え、ある意味ではルールそのものを尊重している。賛成派は問題があれば考えればいいじゃん、という感じである。" https://open.substack.com/pub/youkoseki/p/ef8

          "AI拓也におけるテキストの破綻に対する無頓着さやメタ文脈への志向性は(中略)エンタメ領野において時代に適合した新しい用途を無数に生み出すのではないでしょうか。" https://saize-lw.hatenablog.com/entry/2022/12/09/182340

          "AI拓也におけるテキストの破綻に対する無頓着さやメタ文脈への志向性は(中略)エンタメ領野において時代に適合した新しい用途を無数に生み出すのではないでしょうか。" https://saize-lw.hatenablog.com/entry/2022/12/09/182340

          "コミケってなんであんなに暑い中みんなして集まらないといけないんだと。(中略)その価値ってなんなんだということを、ビジネスの人たちは忘れすぎてるんじゃないかな。" https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2310/04/news071.html

          "コミケってなんであんなに暑い中みんなして集まらないといけないんだと。(中略)その価値ってなんなんだということを、ビジネスの人たちは忘れすぎてるんじゃないかな。" https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2310/04/news071.html

          "人間の親みたいにたくさんインタラクションされると、ソフトウェアでもウザいって感じる。なので、実は人間が求めてることは、「人間の空気を読め」ということであって。" https://www.businessinsider.jp/post-275997

          "人間の親みたいにたくさんインタラクションされると、ソフトウェアでもウザいって感じる。なので、実は人間が求めてることは、「人間の空気を読め」ということであって。" https://www.businessinsider.jp/post-275997

          マハトGPT?:『葬送のフリーレン』の11巻を読んだ雑感

          サムネ画像は『非人哉』をGoogleレンズで翻訳したやつです。 『葬送のフリーレン』の11巻を読んだ。前巻から続いてすげー強い魔族・マハトとの戦いが続く(そして終わる)。 マハトに限らず魔族は言葉を解すし、人間と会話も成立する。しかし感情とか善悪は理解できないらしい。どの場面でなにを言えばどんなリアクションが返ってくるのかもわかっている(魔族は人の歓心を得るのが上手いと説明されていたはず)。なんだかChatGPTっぽいなと思う。 現実に「流暢に話せるが意味は理解していな

          マハトGPT?:『葬送のフリーレン』の11巻を読んだ雑感

          広辞苑の編集者のかたの話を聞いているけれど、「誰が使うかは考えていない」らしい。広辞苑なんて辞書オブ辞書になると対象読者も消滅するのか……。 https://mainichi-event20230928.peatix.com/

          広辞苑の編集者のかたの話を聞いているけれど、「誰が使うかは考えていない」らしい。広辞苑なんて辞書オブ辞書になると対象読者も消滅するのか……。 https://mainichi-event20230928.peatix.com/

          ゲンロンカフェ「いまこそメタバース!?──まつゆう*と行くVRChatの旅」に行ってきた。

          とりあえずShader Fesのワールドを体験したい……。 ゲンロンカフェのイベント「いまこそメタバース!?──まつゆう*と行くVRChatの旅」に行ってきた。 VRChatについての本を担当しておいて言うのも変だが、まだまだ知らないことがあり勉強になった。HMDという具体的な技術にもとづくメタバース観と、『ニューロマンサー』→『攻殻機動隊』→『マトリックス』と続くジャックイン的なメタバース観が混同されがちという指摘はなるほどなと。あとMMORPGとのかかわりで、「ウルテ

          ゲンロンカフェ「いまこそメタバース!?──まつゆう*と行くVRChatの旅」に行ってきた。

          にもかかわらず:『訂正可能性の哲学』を読んだ雑感(「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を見た雑感でもある)

          ようやく『訂正可能性の哲学』を読み終えた。馬鹿だからなんにでも訂正可能性を見出している。人から薦められていたアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」がYouTubeで無料配信していたのでこれを機に一気見したが、「ばななの理想郷(運命の舞台)にクレーマー(華恋)が現れて、運命が訂正された…ってコト⁉」「ひかりの罪滅ぼしワールドに懐疑論者(やはり華恋)が現れて、また運命が訂正された…ってコト⁉」とか思っている。でも実際そうなのかもしれない。『訂正可能性の哲学』の最後には、この本

          にもかかわらず:『訂正可能性の哲学』を読んだ雑感(「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を見た雑感でもある)

          https://hon.jp/news/1.0/0/45093 メモ

          https://hon.jp/news/1.0/0/45093 メモ

          狂気への問いと答え合わせ:「パーフェクトブルー」を見てきた雑感

          25周年記念でリマスター上映されている「パーフェクトブルー」を見てきた。 何年か前のリバイバル上映のときに大学の同期に誘われて一緒に見に行って以来だった。ちなみに今回もその同期に誘われてのことだったのだけれど、前もお前と見たじゃんと言う私に対して彼曰く「何度見ても面白いから」。たしかに。 インターネットが登場してメディア環境が大きく変わりつつあった90年代後半に作られた映画だ。虚実入り混じるこの作品が主人公を元アイドルとしたのは、結果としてかなり先見の明があったのだろうか

          狂気への問いと答え合わせ:「パーフェクトブルー」を見てきた雑感