自然栽培で育てた亀の尾とブドウ収穫へ!


ヘルシーパス畑部の石塚です。

今年も、15周年記念の際にお世話になった、山形で自然栽培をされてる佐久間権左衛門さんのところへ、収穫のお手伝いに行ってきました。

収穫??

おいしいところだけ行って、新米を誰よりも早く食べて帰って来るだけじゃないよね?そんな疑いの目を持たれつつ羽田から山形鶴岡へ!

もちろん、新米を食べるのが目的ではありません!
今年6月に訪ねた際に蒔いた大豆と手植えのお米の成長&収穫を楽しみに向かいました!

到着後、すぐに佐久間さんと大豆畑と田んぼの様子を見に行くと、大豆もお米も立派に育っていました。



畑を見学に来た方に「農薬も肥料も使わずにこんなに実がつくんですね」と驚かれるほど、特に今年は大豆の発育がよかったそうです。

「あれ?もしかして俺が大豆蒔きしたから?」と内心思いながら、佐久間さんと作物が無事に育ってくれた喜びを分かち合いました。


田畑の巡回をし、今年の水害の状況などを一通り話して、「さて収穫するぞー」と気持ちを入れると、生憎の雨......

佐久間さん:「始めようとすると降るんだよねー」
石塚   :「ですよねー」
佐久間さん:「よし、仕方ない。しめ縄の練習するぞ」
石塚   :「はい」

二人:「雨、なかなか止まないねー。今日は無理かもね。」

ところが奇跡的に日差しが!
晴れ間のタイミングを見て田んぼへ!

機械で刈り取りができない田んぼの四辺を手刈りしていきます。
この作業がなかなか重労働。時間と手間がかかります。


手刈りしたお米はある程度の束にまとめて、干し棒に掛けて乾燥させます。さっきまで降っていた雨が嘘のように空が綺麗でした。


田んぼの作業が終わった後は、ぶどう畑へ!きれいな形のものを選んで、枝などを揃えて、パックに詰めます。品種によっては実がすぐに落ちてしまうので慎重に収穫していきます。気を張る作業ですが、おいしいぶどうをつまみ食いしながらの収穫は楽しい!


しかし、蚊にものすごく刺されました。出ている皮膚は全て刺された?!と思うほど蚊の猛攻にあいました。人生で一番かも.....

蚊に刺されるのは嫌だなと思いつつ、ふと隣を見ると佐久間さんは平然と作業しています。

「佐久間さんは我慢してるんだろうな。きっとこれは美味しいぶどうを届けるには必要な試練なんだ!」と気持ちを入れ替え作業に打ち込みます。

その日の出荷分の作業を終え、佐久間さんに蚊について聞いてみると

佐久間さん:「俺、全然刺されなかったよ」
石塚   :「えっっっ?!」
佐久間さん:「普段来ない人の血をす吸うんだね」
石塚   :「そうなのか。。。」

10月に虫除けスプレーが必要になるとは思いませんでした.....

最後は収穫したばかりの亀の尾を炊いてもらい、誰よりも早く新米の味を堪能しました。特に亀の尾の新米に自然栽培の大豆で作った味噌をつけて食べるのが最高でした。

自分が田植えと収穫をしたお米を食べると格別ですね!

こうした農作業を経験すると農家さん、そして自然への感謝の気持ちが芽生えます。

食への意識は栄養の知識ではなく農業体験をすることでも変えていけるのだろうなと感じました。

来年も田植え、豆まき、収穫と出来る限りお手伝いしに行きたいと思います。
もちろん、虫除けスプレーを持参して!


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