心理機能:NとSへの伝え方

この記事にコメントもらったので。この記事書いたのnote始めたてくらいで自分用メモだったので、今読み返してみると好き勝手書いてるなあって感じ。まあ、今も好き勝手書いているんだけど。基本的にこれ系の記事は俺の偏見や経験に基づいて書いているものなので、信憑性というか崇高な理論があるとかそういうわけではないのでよろしく。


Seへの伝え方

特にESTPやESFPの人に何か伝えようと思ったときに、30秒以上話していたらもう自分が話したくなっていたり、聞くの飽きていたりする気がする。だから、簡潔に伝えることを意識している。

Seユーザは記憶力が低いので、長ったらしかったり複雑だったりするともう聞く気が起きないって顔している。ここにさらにNぽい抽象的な話をしだすと無理やり話を遮ろうとさえしてくる。

偏見だけどこのタイプってすぐに使える知識大好きだよね。ファスト教養っていうのか。Youtubeの解説動画のさらに切り抜き動画とか好きそう。要するにそういう情報が好物なので、そういった形式で伝えれば分かった気になってくれる気がする。

そういう話し方をすると「この人賢い!」って勘違いしてくれる。逆に長い話をすると「こいつは分かりやすい説明ができない馬鹿な奴だ」みたいに思ってくる。そんなイメージ。

Siへの伝え方

単純接触効果がとても通用するなってイメージ。人間は総じて単純接触効果が通用するけど、Siを良く使っているタイプには本当に効くと感じる。

俺がINTJでSiは第8機能で無意識の中の無意識に眠っているので、何回言われてもそれは違うんじゃないかな?って思ったら考えは覆らないけど(寧ろくどいとイラついてくる)、Si主機能タイプは何回も伝えていると、「なんか何回も聞いていたらそれも一理ある気がしてきた」とか割と早く抜かすイメージがある。

惰性に縛られているので最初は頑固だけど、それは単に変化を嫌がっているだけで明確な意思や目的があるわけじゃないので、結構簡単に寝返らせられると俺は感じている。

Neへの伝え方

すぐに裏を読もうとするタイプ。だから、あえて遠回しに伝える。

俺は率直に伝えるタイプだけど、Neが主機能に近いタイプは(無駄に)俺の裏の意図を勘ぐろうとしてくる。

だから、率直に伝えても「実はこれは建前で本音は別のところにある」とか考え出す。そして、”隠された真実”とやらをありがたがる。

なので、率直に伝えず本音はあえて出さず遠回しに意図を匂わせる。そうすると、この手のタイプは興味津々で話を聞いてくれる気がする。

Niへの伝え方

結論や目的から話す。

俺がINTJでNi第一機能なので実感しているが、いわゆるオチが分からないまま話をされるのが苦痛。

「結局なんなん?」を最初に話してくれればあとはゆっくり聞く気になる。

「AとBの案がありまして、Aにはこういうメリットがありまして、Bには・・・」とか話されると「長い。結論は何?」ってなる。
「私はAの案が良いと思っています。これからなぜその結論に至ったかの過程を説明します。」だったら、1から10まで聞いてやる気になる。

俺の文章の書き方が正にその性格が出ていると思う。最初に言いたいことを簡潔に書いてから、ぐだぐだと語る。

まとめ

NとSは知覚機能。つまり、情報収集をどうやるかの機能。各機能ごとに好みの情報の形式があるので、それを理解して伝えるのが良いよって話。1対1で伝えることが前提だけども。

ただ、「簡潔に、繰り返し、婉曲表現も使って、結論から話しましょう」ってビジネス書などで良く聞く話だと思う。そういったビジネス書読むと、「あらゆる心理機能に対して、まんべんなく通じる話し方を紹介しているな」って感じることはある。これなら1対多でも通用するだろう。

蛇足

俺が人に提案する時に使う手を紹介。AとBがあってAを採用させたい時。

例えば、相手がSiのメインユーザだとする。その場合、Aの説明は何回か繰り返す。Bは1回だけさらっと説明する。こんな感じでやるとAの方が良さそうみたいに言われやすいと感じる。

Se相手であれば、採用されたくない方をちょっと複雑に説明してみるとか、抽象的な説明にしてみるとかする。

露骨すぎると、意図がばれて逆に突っ込まれるので微妙に行うのがコツ。それが難しいんだけど。

あとはNe-Si軸、Ni-Se軸は意識する。
この軸は固定だから、Ne-Si軸のタイプは「比喩表現多めで、繰り返し同じ内容をいろんな言葉で表現する」説明が好きだし、Ni-Se軸のタイプは「簡潔で結論が分かりやすい」説明が好き。本編では4つ書いたけど、結局はこの2つのどっちがより有効かって観点で考えればだいたいOKな気がする。


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