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石鎚冬のこどもキャンプ開催!!!!

こんにちは!石鎚ふれあいの里の田村です。

このNOTEもはじめて4ヶ月ほど経ちました(まだ5投稿ですが笑)

新しいことを初めては3日坊主で終わる私からするとなかなか頑張っているほうなのでは?と思いつつ、企画【今月のふれあいの里】は早くも姿を消すなど気まぐれさが前面に出てしまっています。。

今回は12月に開催するイベントについてお話しさせてください笑
しかも思いが詰まりすぎていて読み手を置き去りにする4000字ほどの激長ゴリ押しの文章になってしまったので目次から興味があるところだけ突っついてくださいね😂

さあ、そんなイベントとは、、

〜やったことないことやってみよう〜石鎚冬のこどもキャンプ

です!

石鎚 冬のこどもキャンプ (10)

我ながら超楽しそう!

小学生のこどもたち向けの自然豊かなキャンプ場「石鎚ふれあいの里」で3日間思いっきり遊ぼう、というイベントです。

我々スタッフはこどもたちがやりたい遊びをどうやったら実現できるか、こどもたちと同じ立場で全力で考えます。

開催の経緯

場内マップ

私が2年半に石鎚ふれあいの里に来た時、「この環境と施設をいかして思いっきり遊びつくす合宿をやりたい」と漠然と考えていたことを思い出します。

それからだいぶ月日が経ってしまいましたが、今冬ついに開催に踏み切ることにしました!それには2つの理由があります。

①こどもキャンプは今まさに必要とされている活動だと考えたこと

②野外活動を指導できる体制が整ったこと

昨年はコロナ禍で学校行事の自然合宿が中止になった、もしくは日帰りなど短縮して実施されたという話をよく聞きました。。

自然体験活動は間違いなくこどもの成長にプラスになる活動です。個人的な感覚としても絶対に必要と思っています。

私自身、小学校4年生の時に参加した2泊3日のこどもキャンプのことを今でもよく覚えています。ハイキングしたこと、初めて見た満点の星空、夜寝ている時に唇でオナラの音を出して同部屋の皆を笑わせたこと、行きの電車の中でお菓子を食べすぎてスタッフのお兄さんに止められたこと、、、しょうもないことばっかり覚えている・・・

今ここで自然と関わるお仕事をしているのはあの時の体験があったからかもしれません。

こどもたちの1年は言うまでもなくとっても貴重だと思います。その1年で自然体験活動の機会が減ることはとても大きな問題。ここで我々がやらずして誰がやるのか、そんな気持ちです。

それに愛媛には1週間以上滞在する無人島キャンプなど、高負荷で大きな経験が得られる体験が目立っている一方で、初心者が参加しやすいこどもキャンプは小規模で少ない印象です。

学童やスポーツ少年団など各団体ベースで行われる1泊2日などのキャンプはよくふれあいの里でも受け入れますが、そこで野外活動や教育に強いスタッフを配置できるかといえばなかなか難しいところもあるのではないでしょうか。

日々多くのお客さんが遊んでいる姿を見て、それは面白そう!あれはもっとこうやったら楽しくなるんじゃないか?など、常にお客さんのことを考えてふれあいの里を良くするために試行錯誤してきた私たちがこどもキャンプをやるのはもはや義務とすら考えています笑

今回のこどもキャンプは、野外活動の経験が少ない子でも大丈夫。こどもたちが自然豊かな場所で、自由な発想で、思いっきり遊べるように、それぞれ面白い特徴を持ったスタッフたちがこどもたちと一緒にキャンプをつくりあげていきます。

ここ1年ほどは世の中の大きな変化に対応すべく、日々キャンプ場運営業務に追われていましたが、新しいスタッフも入ってきて、協力してくれる仲間も増えてばっちりの体制で実施する予定です!

石鎚冬のこどもキャンプの特徴

何度も何度も何度も書きまくってしまっていますが、石鎚冬のこどもキャンプはとにかくこどもが自由な発想で思いっきり遊べることを重視しています。

こども向けの組織キャンプのスタイルは主催団体によって様々です。あらかじめ決められたプログラムを時間通り行なっていくもの、全てのプログラムをこどもたちが決めて行うもの、こどもとスタッフが協力して目標に向かって取り組むもの、、、

様々なスタイルの組織キャンプにボランティアとして参加したり、施設スタッフとしてサポートしてきた中で、私が大事にしたいと思ったのは「自由度」と「あたたかさ」でした。

なんの不安もなく思いっきり遊べるから楽しいですよね。不安を取り除く「大丈夫、やってみよう」の環境が必要だと思います。

私自身、自己肯定感があまり高くなく、よく人の顔色など伺ってしまいます。こどもたちにとっても制限の多い現代社会でせめてふれあいの里にいる時くらいはなんでもできる羽を伸ばせる時間をつくりたいです。

それにこどもの発想は本当に楽しくてクレイジーで新鮮です。こどもに自由度を与えれば与えるほど面白いキャンプになる、こどもたちのためになると思っています。その分大人は気をつけることが増えるし、どんなアイデアでも実現できるようにサポートする技術も必要で大変なのですが😂

当日、どんなものがでてくるのかとても楽しみです。

こどもたちが思いっきり遊べるって具体的に何ができるの?​

かまくら3

私の妹達が小学生の頃の写真です笑

こどもたちがやりたいと思ったことはなんでもできます!と言っていますが全く具体的ではないので、この冬キャンプでできること、想定していることを書いてみようと思います!

①雪遊び
これは本当にやりたい。なんとしてもやりたいことの一つです。ふれあいの里では雪は積もるほどは降りませんので、ロープウェイに乗ってスキー場まで行きます。本当に天候次第ですが、運が良ければ白銀の世界が待っているはず!

私は雪国出身ですので、本当に小さい頃から雪遊びで育ってきました。かまくら、滑り台、雪だるま、なんでも作りました。雪・つららを食べまくって(※推奨はしません。今思えば汚いです笑)雪にまみれて氷で滑ってランドセルカーリングやって・・・

心ゆくまで雪で遊んで、身体の芯まで冷え切った状態で家に帰る。そして着替えて温かい飲み物を飲む。冬の思い出はいつの日も雪、愛媛のこどもたちにもそんな雪遊びを体験してほしいです・・・頼むから雪降って。

②火遊び

場内のファイヤーピットでこどもたちがいる3日間、ずっと火を焚き続けます。オリンピックの聖火のように私たちのこどもキャンプにも火を灯したいのです。火があると自然とそこに人が集まります。こどもたちはそこで火が消えないように薪をくべたり、温まったり。火が好きな子は延々火遊びしている子もいると思います笑

焚き火や石窯を使っておやつ作りもできます!クッキー、バウムクーヘン、プリン、焼き芋、焼きマシュマロ、はたまた新たなお菓子の創作ももちろんありです!

2日目の夜はキャンプファイヤーもやります!実行委員会を結成して出し物を用意、最高のお祭りを作りあげます。

③もちつき

最終日の午前はもちつき大会!状況次第ですが地域の方も交えてやれたらと思っています。木臼・石臼でお餅をついて、小さくちぎって色んな味付けしていただきます。

④工作

竹や廃材を使ってそれぞれが作りたいものを作っていきます。武器でも城でも車でも秘密基地でも、どうやったら作れるかスタッフがこどもたちと一緒に考えます。どんなものがきても頑張ります笑

⑤その他

星が見えるなら星空観察、狩猟体験(罠の見回りなど)、ハイキング、肝試し、などなど。

さらに他にも竹灯籠で場内を光に包んだり、モルックという木のボウリングのような遊びなど、現在、スタッフもこんなことやったら楽しいんじゃないか?と一生懸命遊びを考えています!

隙間時間もたくさんあるので、将棋やトランプ、人生ゲームなどの伝統的な遊びもあります。

施設の環境は?

高嶺内装

お泊まりはコテージ、集合や食事は研修室で行います。暖房設備があるので寒さは大丈夫。

雪遊び、工作、火遊び、もちつきなどほとんどの遊びはお外でやりますので、必ず温かい格好をしてくださいね。

屋根がある広場もあるので雨が降ってもほとんどの活動は実施できます。

全ての設備が普段は一般のお客さんが使っているものです。ので、安心して使ってください!

コロナ禍での開催

まだまだ感染の不安が消えない中で、総勢30名ほどが集まって大丈夫なのか?そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

もう少し終息を待った方がいいんじゃないか、いやいやこんな時だからこそ思い切って開催できる事業者が必要だ、この葛藤は今もあります。

しかしこれも何度でも言いますがこどもにとっての1年はまあいっかで流せるものではないと思います。どんなときでもいろんな体験をしてほしいです。

それにワクチン接種率もあがってきて、これ以上対策ができることも少なくなってきた世の中の状況的にも、この局面はもうリスクをとって開催するべきと判断しました。

どんなスタッフがいるの?

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田村です。私は写真に映る時にまともな顔ができません。

個人名の明記は避けますが、約10名、10代から60代まで幅広い年齢層、幅広いスキルを持ったスタッフが参戦します!登山ガイドや昆虫・星空・自然観察など野外活動指導の経験豊富なスタッフ、フリースクールや森のようちえん運営に携わっている教育の経験が豊富なスタッフなどなど、みんながそれぞれ得意とする領域を持っている方々です。こどもたちの多様な興味に応えることができると思います!

本当に人柄もスキルも信頼している仲間たちが集まってくれることになっています。そんなスタッフとこどもたちと2泊3日で遊び尽くすことができるのが楽しみで仕方ないです。

さいごに

とてつもなく長くなってしまいました。読み返すと熱量のゴリ押しでよくわからない文章になっているところも多々ありますが、このキャンプをやりたい気持ちが出てしまったということで許してください・・・

もし記事を読んでこどもを参加させてみたいと思う方がいらっしゃいましたら、下記のURLから詳細をみていただけると嬉しいです!

よろしくお願いします!


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