忘れない読書法:リバレッジリーディングで本の核心を掴む効率的な読み方|本を読む時は目的意識を必ず持つこと
最近は本を読みやすい環境が整ってきている。例えばアマゾンではAudibleでは、本の内容を読んでくれる。なんと3.5倍速で読んでくれます。サブスクタイプなので月1500円で良質な本を何冊でも読むことができます。
おなじくAmazonのKindle Unlimitedは、月1000円未満で、これまた良質な電子書籍が読み放題である。
しかし、ひとつ大問題がある。それは読んだそばからどんどん忘れてしまうのである。
どんどん忘れていく問題を解決するのが、リバリッジリーディングの著書である。
最初から読まない、全部読まない
著者はレバレッジ・リーディングは読書ではないと論じている。レバレッジ・リーディングとは投資と同じなんだとか。
投資先を吟味するかのごとく、本とその中身を吟味しながら読む。だから、最初から読まない。最初を読んだとしてもパラパラめくって途中を読んだり、あとがきを読んだりする。
さらに時間を決めて読み切ることをする。例えば1時間という時間の中で読む。すべてを読むことなんてできない。パラパラめくり本の大事と思われるところを当たりをつけて読むのである。
よって、読むに値しないと思う本もある。そんな時は、思いきって読むのを止めるのである。
目的を持って読む
レバレッジ・リーディングでは目的意識を持って読む。普通読書をする時は学ぶ目的をもつこともあるが、多くは「どんなことが書いてあるのだろうか?」と期待と新しい発見にわくわくしながら読むのではないだろうか。
しかし、レバレッジ・リーディングは異なる。読む時は明確な目的を持った上で読まないと意味がないそうだ。明確な目的とは、たとえはプレゼン関係の本だとすると、「よしプレゼンを魅力的なものにするコツを本書から学ぶぞ」という目的をもつのである。
目的を持つことで、読む前から、学ぶターゲットに対してアンテナが立ち、1時間という短い時間の拾い読みでも高い確率で本の核心に迫ることができるのである。
20:80の法則
別名パレートの法則とよばる法則である。これは、ある事象の2割が全体の8割を生み出している法則である。
ある企業に社員が100人いるとして、優秀な20%(20人)がその会社の80%の主要な売上を計上していたりする。
物事の生み出す源泉は集中しているのである。
これは本を執筆することにも同様のことが言える。皆さんのなかで、本を書いたことがある人は少ないかもしれない。
しかし、読書感想文だったりレポートなどを書いたことがある人は多いと思う。思い出してほしいのだが、文章の中で主張したいことは1割か2割ではなかろうか。それ以外は言いたいことを言うための補足だったりしていることでしょう。人によっては無為なページ増やしでに費やすかたもいると思う。
いずれにせよどちらも、文章の中で主張したいことは1割か2割なのである。
先に述べた目的意識を持って読むを実践すると、本書の核心の8割まで迫ることができる。
つまり、本書の重要なところが2割とすると、掛ける8割のの16%を吸収することができるのである。これは、言いたいことが2割(20%)とすると、書籍の重要部位の8割を1時間で自分のものにできることになる。
今後実践していくこと
・本を読む時は、目的意識を持つ
・途中で止める勇気を持つ
を持って読み進めたい。
ただ、一度やってみて思ったのは、楽しくない。
だから、楽しむこともしたいので、なるべく無理しない範囲で実践しつつ最初から読むことをやっていきたい。