[読書ログ]「クマのあたりまえ」魚住直子

「クマのあたりまえ」
作:魚住直子

※ネタバレあり

文庫本サイズの挿絵あり童話。
これも短編小説でもあり絵本でもあり、小学校高学年以上対象らしい。発見だ。どうぶつを主人公にしたおはなしが7つ入っている。

短編のひとつ「クマのあたりまえ」のあらすじは、子グマが森を歩いていると、見かけたことのあるおすグマが死んでいるのを見る。死んだおすグマのことが忘れられない子グマは死なないものになりたいと森を探し、石になりたいと石に教えを請う。石になってみた子グマは石(死なないもの)の寂しさや当たり前のことのよさに気付き、死の恐怖を携えつつも、クマのほうがいいとわかり、森の中へ戻っていくおはなし。

図書館でずっと気になっていたけどなんだかんだ借りれなくて読めてなかったがついに借りた。

国語の教材にもなっているということで、納得。


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