原作とかけ離れたアニメ
オリジナルアニメではなくアニメオリジナル。
原作は参考、もしくは原案どまりのアニメ。
そんな原作を大きく改変したアニメが多々あります。
その代表格が『母をたずねて三千里』。
世界名作劇場の二作目で日本アニメーション制作。
1976年1月-1976年12月(52話)。
一年間に渡って放送されたアニメですが、原作として使われた部分はなんとおよそ80ページほど。
無論、それでは到底話が足りないので大筋を変えない程度に物語やキャラクターを追加。
ペッピーノの家族とかインディオの少年パブロ兄妹とかイタリアのジェノバの人達などはすべてアニメオリジナルキャラ。
さらには、「マルコが母をたずねる理由」も原作では描かれていないアニメオリジナル設定です。
もはや別物ですね。
脚本家さんを筆頭に制作陣の苦労、お察しします。
主題歌の「草原のマルコ」はアニソンの歴史に残る神曲です。
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