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フィンガープラス02:欲しいものはたいていタイムラインに降ってくる #いしたに新製品作るんさ #アフターコロナ

これはもうアフターコロナということをちゃんと頭の中に置いて、今後ものを考えていかないとどうにもならんなと思ったのは、いつの頃かは忘れてしましましたが、一応普段のブログには以下の記事を残しています。

私は普段カバンとかリュックとかの設計もしています。そこでいつも気にしているのはいわゆる所作というやつです。使ってみて所作の悪いものは、これはよくないと判断しているのです。

そして、アフターコロナが生活に入ってきてしまうと、この生活の中の所作というのも当然変わってくるはずです。マスクにはついては、日本人は花粉症の季節などで、すでに体験済なので、とりあえず普通にマスクが流通するようになれば、基本問題はなくなるはずと考えていました。

じゃあ、あとは何があるだろうか?と考えていたときに、とあるKickstarterのプロジェクトのリンクが流れてきました。

ええ、見た瞬間に「あ、これだ。というか、これに近いものが必要だ」ということを理解しました。

これまで気楽に触れることができていたものに対して、なんらかのストレスが発生してしまう。そのことに対する所作の問題。

私にとって、#アフターコロナ の所作の問題とは、そこにあったんだなあということがさきほどの Kickstarでのプロジェクトのおかげで気づくことができました。

ただ、これは別に潔癖症になれって言ってるんじゃないんです。あと、これに気をつければ感染しない!とかいうことも考えていません。

でも「これ、ちょっとやだな」には人は敏感だと思うんです。そして、それが積もっていくとストレスになる。そのストレスの部分を放置したくないなあと思ったわけです。

さて。

とはいえ、こんなことを気にしているのは私だけなのかなあと思っていたところ。普段のタイムラインで、とっくに注文済みでしかも何個か注文済みという人を見つけました。

もともと、普段からガジェット系の投稿の多い人だっただけに、ああこの人なら買うかもしれないという、妙な納得感もあったのも否めません。でも私のタイムラインでは、この人だけでしたが(笑)。

ということで、実はちゃんと会って話をしたのは出会ったときの1回しかなかった幅さんですが、いきなりビデオ会議になだれ込みました。

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いしたに:どうもごぶさたです

幅さん:というか、話すの2回目ですかね

い:そんな感じはまったくないですけど(笑)

幅:たしかに、普段からソーシャルではやり取りしてますからね

い:で、本題なんですけど、例のKickのアレどうですか?、なんかレターとかきてます?

幅:いろいろときてますね。フェイクだったと言ったかと思えば、生産に成功したって話もきていて、とにかく届くまでは信用できませんけど(笑)

い:だはは、なるほど

幅:あと、なぜかあれに関してはなんかメッセとかで聞いてくる人が多くて

い:あー、それはなんかわかりますね。なんていうんでしょう、ネガティブ商品というか、人目に触れないところで話をしたいというか

幅:どうもそうみたいなんですよね。なんだ、みんな興味あったんじゃんっていう(笑)

い:ただ、あれあのままだと日本では無理だと思うんですよ。とりあえず、金属のあのサイズのもので、ドアノブひっかけたら、とりあえず警備員に注意されますよね(笑)

幅:普通に器物損壊になると思いますよ

い:ちょっと話がズレるかもしれないんですが、私は昔から帯電体質というか、静電気でバチっとなることが多くて、新型コロナ騒ぎになる前から、特に冬場はこういうキーホルダーでエレベーターのボタンとか押してたんですよ

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幅:私も静電気はけっこうくるほうなので、その気持ちはわかります

い:で、この静電気やだなあと新型コロナで騒がれているからなんとなくこのボタンとかスイッチを直接手や指で押したくないなあというのは、ストレスの根っことしては近いんじゃないかと、今話をしていて思ったんです

幅:実は私はすでにこういうことをしていまして、ホームセンターで金具買ってつけてみただけなんですけど

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い:あ、発想としては近いことしてますね

幅:ええ、エレベータとかのボタンはこれで押してます。ただ、これは問題があきらかにあって、オフィスのドアとか手前に引くタイプが多くて、しかも重たいんです。だから、こんなのをひっかけるわけにはやっぱりいかなくて、、、

い:あー、そうか。やっぱり、例のKickのやつはドアひっぱるためだとちょっときびしいかもしれないですよね

幅:はい、それは思いました

い:やっぱり金属ってのが問題ですねえ

幅:だと思うんです

い:あ、透明ならいいかもしれない

幅:お??

い:以前、こういうのをアクリル工場さんと作ったんですよ。アクリルで作るというのは、トライアルとしてはいいかなと

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幅:これはなんですか?

い:iPadスタンドです。ちなみに真ん中は磁石です

幅:みんな大好き、ネオジム磁石!

い:アクリルだと、石鹸でじゃぶじゃぶ洗ってもいいんですよ。もちろん、アルコールジェルやミストやウェットティッシュで拭いてもいいですしね。アクリルだとわりとどうとでも加工できるので、問題はやはり形になりますね(笑)

幅:実用だけど萌えるガジェ感が欲しいですね

い:それはわかります。あとアクリルのいいところは、とりあえずきれいなんですよ

幅:きれいなアクリルでできていて、リトラクタブルケーブル(リールで自動収納するケーブル)穴がついているといいかもしれない

い:大きさも、なんか適当なこといいますけど勾玉ぐらいの感じですかね

幅:それ素敵。勾玉なら穴ありますし!

い:なんかどうにかできそうな気がしてきました

幅:さいきんメッチャいやで、思考停止したのが、クレカ決済のテンキーでした

い:あー、あー

幅:黒ずんでて、とっても気持ち悪い

い:クレカテンキーはポッチがどっかにあればいけるような気がしますね

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幅:なるほど

い:勾玉感も出るかもしれない

幅:これアクリルで作るなら、中央穴が空いてないのもありかもなんて

い:どう持つかですね。それ次第でへこませたり、またその反対に出っ張らせる必要もあるかも

幅:さっきのポッチをステンレスとかにするときれいかもしれませんね

い:ふむふむ。いやあ、やっぱり相手がいて話しているとアイデアが整理されていくスピードが違いますね

幅:ですよね

い:いや、実は実際にこれ作ってみるかどうかは、正直話半分ぐらいの感じだったんですが、すっかりもうアクリル工場に問い合わせする気持ちになってますよ

幅:いいですね

い:正直、この状況なので工場の稼働状況もわからないんですが、さっきも話したiPadスタンドいっしょにつくった工場が精度も出せる工場なので、まずはちょっと話をしてみますね

幅:アクリルとウイルスと静電気ですね。機能でなくとも、効能効果でよいわけだし

い:ええ、アクリルと一口に言ってもいろいろとあるので、抗菌アクリルとかあるのか知りませんが(笑)、アクリル工場はちょっと明日にでも問い合わせしておきます

幅:楽しみです!

ということで、次回はアクリル工場の話になる予定です。


▼フィンガープラスはすでに発売開始。ご購入は以下のリンクから。


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