『怒りの裏には、本当の感情が隠れている!』

カチーン、イライラ、ムカムカ
怒りの感情が起こった時に

つい爆発してしまい
後悔したことってありませんか?

爆発してしまうと
ある意味ではスッキリする一面があるものの

あと始末が大変です。

時には、その爆発の影響で
関係が完全に壊れてしまい
修復不可能になる場合もあります。


怒りの感情が起こったときには、
「あいつのせいだ」
「あんなことがあったから…」と


他人の言動や身に起こった出来事などが
自分を怒らせる原因だと思ってしまいがちです。

怒りの感情を表出しやすい人を
「瞬間湯沸かし器」と言います。

不快な人の言動や出来事が
怒りに直結しているように感じますが、

実はその背景には
自分の中に他の感情が隠れているのです。


◆ 怒りの感情は2次感情

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怒りの感情は「2次感情」といわれています

何か怒りの対象となる
出来事があったとき

すぐに「カチーン」と怒りの感情が起こると
思いがちですが

怒りの感情が表面化するまでに
その背景には、自分の本当の感情である「1次感情」が潜んでいるのです。

例えば
「連絡もなく門限に遅れて帰ってきた子に対する親の反応」として一般的な親なら

思わず
「どこに行ってたのか」
「何をやっていたのか」
「連絡位できなかったのか」と

怒りの感情が抑えられず、
頭ごなしに叱ってしまうことも
あると思います。

そして、
後で冷静になった時に

「ちょっと言い過ぎたかも」と
反省することがあります。

「怒り」の感情の根底には
子供の行動に対する心配や不安などの
1次感情
が背景にあるのです。

また、
上司としての立場なら
「頼んでいた仕事ができていなかったときの反応」として、思わず

「これまで何をやっていたんだ」
「ちゃんと言っていただろう」
「なんで言わないんだ」

という怒りの感情が起こります。

この怒りの根底には
部下に対する期待や信頼の気持ちや
自分の気持ちが届かなかった寂しさや悲しさなどの感情が隠れています。


1次感情には
寂しさ、悲しさ、落胆、情けなさ、恥ずかしさ・・などがあります

その自分の本当の感情に気づかないまま
怒りの感情を反射的に相手に

ぶつけてしまうと
問題がさらに大きくなってしまうのです。

◆ 人は身の危険を感じたら自分を守る

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怒りの感情を
反射的にぶつけてしまった場合

相手には
身の危険を感じた時の
防御反応が反射的に起こります。

その時に起こりがちなのは
「闘争・逃走反応」といわれています。

「闘争反応」ならば
売り言葉に買い言葉のように

怒りに怒りで反応する
いわゆる
逆ギレの状態になります。

「逃走反応」の場合は
無視や無反応だったり、

実際にその場からいなくなるという
状態が起こります。


「反射的な怒り」は
根本的な問題解決にならないばかりか
トラブルがかえって大きくなってしまう
可能性があるのです。


◆ 怒りを感じたら1次感情を探す

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トラブルの原因となる反射的な怒りを起こさないためには、どうしたら良いのでしょうか。

怒りを感じたら、反射的に反応しないよう
冷静さを保つ。
そして、何に対して怒っているのか
自分がどんな気持ちになっているのか

1次感情を探してみることです。

その感情を
自分なりに理解して対処する。
また、伝える必要がある場合は
感情をぶつけない様に落ち着いて伝える。

相手も感情的にならず
トラブルを大きくせずに
最小限で対処できるようになります。


『怒りには反射的に反応しない』

このことが怒りの対応で大切なのです。

【 まとめ 】

◆怒りの感情の背後には、自分の本当の感情である1次感情が潜んでいる

◆人は身の危険を感じると防御反応を起こす
その反応は「闘争・逃走反応」と言われる

◆怒りを感じたら、
反射的に反応せずに1次感情を探す。
その感情に適切に対処できれば
トラブルを大きくせずに済む


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