奥井恵さんと笹塚のマンション
2018年3月5日。僕は下北沢にいました。
今回、僕に体験談を聞かせてくれたのは、プロ家庭教師の奥井恵さんです。
下北沢駅の南口で待ち合わせをしたのですが、やってきたのは優しそうな男性でした。
奥井さんから聞いた実体験を、皆さんにお届けしたいと思います。
※こちらの怪談話は有料での公開とさせて頂きます。
奥井恵さんは小さい頃から不思議な体験をする事が多かったといいます。
物心がついた頃の鮮明な記憶が「自分が武士の格好をしていて、他の武士に切られるところ」だったというのですから不思議なものです。
そんな記憶の影響か、少年時代は時代劇に夢中だったという奥井さん。
初めて金縛りを体験したのは小学四年生の時だと教えてくれました。
その日、お母さんが夜中に用事で外出する事になり、奥井少年は一人で寝ることになりました。
すると・・・何故か不安になるような気配がしはじめて、何かが布団にぐっとのしかかってくるような重苦しさを感じました。
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