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金沢の初夏 初夏の兼六園


 2023年6月3日(土)に、兼六園に撮影に行ってきました。6月2~4日まで、第72回金沢百万石まつりが開催されました。6月3日は、百万石まつりのメインイベントである「百万石行列」が開催されていました。1583年に前田利家が金沢城に入場したことを祝して、毎年、開催されている行列です。今年は、前田利家役を市川右團次さん、正室お松の方役を紺野まひるさんが演じていました。コロナが落ち着いたため、4年ぶりに通常開催となりました。39万人の観客数となりました。
 「空から謡が降ってくる」と言われるほど、金沢は能楽が盛んな地域で、この日は金沢城公園で「百万石薪能(たきぎのう)」が開催されていました。
 「金沢の初夏 初夏の兼六園」で流れている謡は、この日に開催された「百万石薪能」の演目の『仕舞 田村』、『仕舞 杜若』と兼六園の霞ヶ池で開催されたライトアップ舟上コンサート横笛奏者藤舎眞衣さんの演奏です。いずれも幽玄なものでした。
 「金沢の梅 尾山神社 兼六園」と「金沢の桜 春の兼六園」で兼六園を紹介しているので、2つの記事で紹介していない兼六園を紹介していきます。


 藩政時代、加賀藩では氷室に雪を保存しておき、6月末に雪を将軍家に献上していました。
 現在、氷室は金沢の奥座敷湯涌温泉にあります。6月30日に氷室開きを行い、7月1日に氷室饅頭を食べる風習が金沢にあります。



 前田家の先祖、菅原道真が祀られています。白蛇竜神も祀られており、近年、金運神社としても有名です。金沢神社の隣には、金沢の名前の由来になった「金城霊沢」があります。





 金沢はお茶の盛んな地域でもあり、兼六園の中にある「時雨亭」で「百万石茶会」が開催されていました。




 兼六園発祥の地と言われる「蓮池庭」にある「瓢池」を臨む「三芳庵」で「冷抹茶」を頂きました。







 この日は、ライトアップがなされていたため、ライトアップされた兼六園を楽しんで下さい。











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