あてのない日報 2020/5/21 Thu.

一度も起きることなく12時。もそもそと起きてアルバイトの作業に取り掛かる。いったん落ち着いたので、作業中断して、入用で課税証明書を取りに区民事務所へ。少し足を伸ばして、壊れてしまったイヤホンのとりあえずの代替品購入。Bluetooth型も買い替えたいけれどひとまず我慢。

お昼ご飯。土井善晴先生の洗い米で炊いたら、ごはんがめちゃくちゃおいしくなった気がする!ありがとう土井先生!お米がおいしいってこんなに嬉しいかっていう。

寺田寅彦『化け物の進化』(1947)を読んで、COVID-19対策への人々の科学(あるいは西洋医療か)信仰とでも言うべき態度を思う。

こういう皮相的科学教育が普及した結果として、あらゆる化け物どもは箱根はもちろん日本の国境から追放された。 あらゆる化け物に関する貴重な「事実」をすべて迷信という言葉で抹殺する事がすなわち科学の目的であり手がらででもあるかのような誤解を生ずるようになった。 これこそ「科学に対する迷信」でなくて何であろう。 科学の目的は実に化け物を捜し出す事なのである。 この世界がいかに多くの化け物によって満たされているかを教える事である。

科学が唯一の答えで、科学はすべてを解き明かせると信じているような。だから専門家によって言うことが違ったり、言うことが変わったり、不確かなことがあったり、ワクチンや治療薬がなかなか見つからなかったりすると戸惑い、嘘、隠匿、陰謀に結び付くのかなあ。科学はそんなにデジタルに正解不正解があるものじゃないと思うんだけれど。実験や検証を重ねて、こうかもしれないと当たりをつけて、おそらくそうだろう、そうに違いないに近づけていくもので。それでも、やっぱり違った!ってこともあるわけで。科学を迷信している人たちとの科学コミュニケーションの難しさを思う。未知のウイルスに対して、このスピードで解析して対策を打てるの、まじで今の科学すごいなと思うんだけれど。割と、科学なんだから原因がわかって当たり前でしょと思われている気がしてならない。

などと思っていた流れで、昨日の岸井さんのPLAY論はだからとても面白かったな。

『リトルウィッチアカデミア』25話完走。脚本の雑っぽさ(クロワの使い捨てられ方に納得いかない)を、演出と作画で振り切ってクライマックスに持っていくのが素晴らしい最終回でした。メインテーマかかってからの全力今石洋之絵コンテ最強でした。何度でも見たい。

『有吉の壁』『水曜日のダウンタウン』過去の良回観られるの、すごくいい。定期的にこういう時期があればいいとさえ思う。先生のモノマネの説相変わらず最高。なんでかわからないって言いながら泣いちゃう生徒にもらい泣く。駆けつけて、あるよそういうこと!って全力で共感してあげたい。なんでかわからないけど、泣きたいわけでも泣くようなことでもないはずなのに、涙出てくるような体験が、あの場で起きてるのがすごい。モノマネ芸かっこいい。創作会議のシーンもいいなあ。

助成金の申請をひとつ出す。結局4月頭からこもって1ヶ月と3週間、作品ひとつ作れていない自堕落さを、あまつさえこうしてnoteで露呈しつづけているわけですが。もし助成もらえたら作らざるを得ないので、通るといいな。本当に追い込まれないと動けないことに嫌気もさすけれど。自分で自分を追い込める人を本当に尊敬します。締め切りがなくても仕上げられる人。

夜。アヒージョもどき。鶏肉とキャベツ、ブロッコリのクリーム炒め。アヒージョの味が濃すぎた。


まるごと捨てたー!黒川さんいないなら束ね法案まるごと要らないや。ぶれないな。

検察庁法改正採決見送りの時点で、文春の「黒川検事長賭けマージャン」スクープ、黒川氏辞任、で今日のここまで、シナリオ書いてたんじゃないかとさえ思えてしまう。文春と官邸がwin-winというか互いの妥協点なのではこれ。文春のせいで/おかげで、問題がまんまと、黒川氏個人の資質の問題や大手メディア体質の問題にすり替わった。文春側はスクープ抜けて売れればいいわけで。少なくとも文春砲発射タイミングは文春主導じゃない感じがする。これで結局全部うやむやで押し通すんだろうな。

あとはこれがどう転ぶか。

検察庁法改正の時の東京地検特捜有志が動いたのに続き、今度は弁護士600人て。二の矢三の矢が飛んでって総力戦クライマックス感あるけども。

なんか長々書いてしまった。

東京都の感染者数(新規/累積) 11/5,133人
国内のPCR検査陽性者数 16,424例(+37)

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