良い子悪い子普通の子
「おう秋山、何か景気の良い話はねえのか?」
いまも昔も取引先で尋ねられることが多いフレーズだ。
しかし、そのようなことを聞いてくる人ほど、
景気が良さそうにみえるのは不思議なのだが、余計なことは言わない。
「誰も○○さんほど、儲けてないですから。わっはっはっ」
と返せば、社長さんも「はっはっは」と、だいたい喜んでもらえる。
大人の世界はそんなものだ。
景気。
広辞苑を引くと、「⑥売買・取引などの経済活動の状況」
これがイメージに合う意味かな。
ここでもう一つの意味が目に留まる。
「⑤元気、威勢の良いこと」
なるほど「景気が悪い」とは「元気がない」ということでもあるのか。
確かに顔色が悪くて羽振りの良い人はいない。
面白い。
昔の歌の文句に、
「金のないやつぁ俺んとこへこい。俺もないけど心配すんな」
というものがあったはず。
金が無いのだから景気は悪い。けれど、心配をするな、と言っている。
元気があるから景気は良いのだよ、ということだ。
人口減少や少子高齢化など課題が山積する中、
日本人に逆転の糸口はあるのかな。
今を築いた先人の遺産はいつまでもつのかな。
一人ひとりが地域や国のために何ができるか。
「国が君のために何ができるかではない
君が国のために何ができるのかだ」
何か嫌だった、某大統領の言葉が、
少しだけ刺さるようになった41歳の2月。
「元気があれば何でもできる」
がんばっていきましょう。
雑文失礼。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?