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【令和4年度 アカデミーハウス中間報告会 イベントレポート】

10月19日(水)YICスタジオ にて、第 2 期アカデミーハウスの中間報告会を開催いたしました。

中間報告会とは…。

若手人材の育成の為、アカデミーハウスに送り出して頂いている2期生達の所属企業・学校の関係者、地域企業の皆様をお迎えして、アカデミーハウスでの事業・学びの紹介や、PBL で日々活動している2期生3グループの半年間の活動内容を発表 などを行います。

日々、2期生達はPBL活動を通して、それぞれ熱意を持って山口を活性化させる為のプロジェクトに励んでおり、本会では、そのプロジェクトのプレゼンを行う場でもあります。
では、3グループのプロジェクトについて簡単にご紹介します。

1グループ目 「enJoin - エンジョイン - 」

トップバッター「enJoin」プレゼン中の様子

このグループでは、「山口=○○がない」という発想から、”山口といえば!“というものがパッと思いつかない…、この事から今ある魅力を伝えきれていないという「観光の負のスパイラルが起こっているのではないか?」と考えました。そこで山口の特産品(中でも農作物)に着目して正のスパイラルについて考えました。その中で、廃棄される農作物があるなど様々な問題点も視えました。【enJoin】としては、消費者としての視点だけでなく、作り手側も取り入れ考えた結果、”規格外野菜”を有効活用し、山口の魅力発信も行うプロジェクトを考案。これから規格外野菜を活用して、山口=○○となるようなPR、商品開発などをして活動中。

プロジェクトには「和の街に」というコンセプトも


2グループ目 「オープンサンドイッチ」

「オープンサンドイッチ」プレゼン中の様子

「若者の流出」を山口の課題と捉え、若者の定着を図る為に山口県内就職者を増やす事を考えました。そこで、「魅力的な企業があるのにもかかわらず、上手く伝えきれていないのではないか?」という問いを立て、「就職」を「恋愛」と捉えて議論を重ねていき、「デート(コミュニケーション)」にあたる「互いの魅力を体験する」という部分が足りないと思い、「デート」を重ねてお互いをよく知り、魅力を体験する機会が重要であると考えました。そして、思考を重ね「企業が自分たちの魅力を学生に伝えきることができれば、若者の流出を抑制することができるのでは」という仮説を立てて、「山口県内企業の魅力を体験する場を提供する事」を1年後の理想に掲げ、山口県内就職者を増やすプロジェクトを考案中。

参加者の方からフィードバックを頂き、メモをとるメンバー


3グループ目 「!ATER’ず - ビックリエイターズ - 」

最終グループ「!ATER'ず」プレゼンの様子

若者が山口県から離れ「新しいものや考え方が入ってこない」ことであると捉え、"新しいものや考え方”を持っている人にインタビューした結果、「このまま会社員として生きるのは嫌だ」など”自分の現状を変えたい!”と強く思い、行動し始めたという共通点が視えてきました。一方、大学生にインタビューを行うと「自分の現状を変えたい」が”行動できない”方達がいることが分かり、この”行動できない”方達を対象とし、”行動する”までのサポートをする事を目標に掲げ、プロジェクトプランの考案中。11 月にプロジェクトの実施に向けて活動中。

マイクパフォーマンスに会場が盛り上がる一面も


中間報告会にご参加頂いた方々は、興味・感心が、頷きやメモを取る動きに表れていました。
各グループの報告後には、質疑応答の時間を設け、2期生に向けてご意見ご感想も頂きました。
皆さん、最初はお褒め頂く所から始まりましたが、それぞれのご経験や知識から、もっと質の高いプロジェクトにする為のご意見をたくさん頂いていました。
2期生以上に参加者の方々の山口に対する熱意が伝わってきており、2期生達は少し圧倒される場面もあったり、ご意見からメモを取る事に必死であったりと、大変勉強になり、まだまだ成長できるんだと考えさせられた一日となりました。
とても良い機会となっていたように感じます。

これから、たくさんの方から頂いたご意見ご感想を基に、残りの半年間の活動をより具体化に活発化させていきます。2 期生の更なる成長にご期待ください。


≪概要 プログラムの説明≫

1.アカデミーハウスについて

地域の次世代リーダーが住まう、キャリア開発型シェアハウス。
「自律」「実践」「時間の共有」をテーマに掲げ、予測できない事柄や未来の社会情勢に立ち向かえる次世代のリーダーを育むための共同生活空間です。ともに生活し、グループ活動を行う中で、ここでしかできない経験、自己研鑽を目指します。

普段のグループ活動の様子


2. P.C.T プログラムについて

アカデミーハウスで生活する1年間で、他者・地域との共生や、専門家がバックアップするPBLやキャリア開発プログラムを通して、哲学的思考や多様性の尊重など、さまざまなスキルや経験の獲得をもとに、自己肯定感・自己効力感を高め、人間性を育み、人生の充実につなげることで、新しい時代のリーダーとなる人材を輩出します。

学びの風景


≪SNSのご紹介≫

          2期生インスタグラム

⇑【公式Instagram】⇑
アカデミーハウスの紹介(理念や、ここでしか学べない「P.C.Tプログラム」など)、イベント情報 2期生目線で、どういう事を学び・実践しているのか、活動・生活の様子を発信していきます。


HP

⇑【公式ホームページ】⇑
令和 5 年度(第 3 期生)アカデミーハウス利用者募集中!!
〈前期〉受付期間は、2022年11月30日まで!
ぜひ エントリーをお待ちしております!


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