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余剰時数を削減して、放課後の時間を確保するために・・・

次年度の計画はもう経ったでしょうか。小学校だと高学年で5時間授業の日があると、放課後執務時間が若干増えますね。
 だけど、授業時数の確保と言われると、学期始めも学期末もほとんど通常日課の週29・30コマというところも多いのでは。
 削減案を提案すると、授業時数が足りなくなることは許されない!臨時休校に備えて余剰時数は必要だ!という声に押されることも多いでしょう。
 しかし、文科省は、標準時数を踏まえて教育課程を編成災害や流行性疾患による学級閉鎖等の不測の事態により当該授業時数を下回った場合、下回ったことのみをもって、学校教育法施行規則に反するものではないこと。

と、いう内容の通知を「働き方改革」に関わって発出しています。
これは、働き方改革の視点から、余剰時数は削減し、もしそれで学級閉鎖等の不測の事態により標準時数を下回っても、そのことをもって、法令違反ではないと、通知をしているのです。

つまり、文科省は余剰時数を取れとは言ってないよ、万が一学級閉鎖とかで時数が欠時になっても、そのことで法令違反だとかは言わないよ。だから、文科省が時数をうるさくいうから、減らせないと、文科省のせいにしないでね。と、言っているのです。(だったら、そもそも、総時数を減らせばいいのにね・・・)

なので、ぜひ、次年度構想の中で、この通知を最大限活かして、学期始めや学期末、成績事務の時期に4時間、5時間授業の日を設定するよう取り組んでみましょう!

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