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タンスのリペア

床板張り替えのためにタンスを処分しようと思った。中身を出して、捨てるばかりになったタンスだが、市販の製品でないことが分かった。父が退職した後、当時の職安のプログラムで木工の技術習得のために通った職業訓練校で作った作品だった。合板でないので重い。
当時の退職年齢は55歳。まだまだ働ける年齢だったのに、好きな整備士の仕事をさせてもらえず、このタンスを作ったんだなあと思った。父らしくガタつき一つない仕上げ。ただ、上にかけたニスが白濁している。
そこで捨てるのはやめて、リペアすることにした。パテで傷を埋め、ラッカー塗装することにした。

まずは、サンダー。表面の塗装を落とす。

ビニルで塗装のための養生をする。

つやのないプラックにした。オシャレな仕上がりと共にキズを隠すのにも都合がいい。

1度目の塗り。
乾かしなから何層にも重ねていく。

これが2度目。

5回塗るといい感じ。
素敵なタンスになりました。
親子合作。

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