見出し画像

UiPath Academy RPAデベロッパー基礎⑫ Studioでの変数

今日もUiPath Academyの「RPAデベロッパー基礎」で学習していきます

Studioでの変数

変数パネル

変数は、同じデータ型の複数のデータ エントリ (値) を格納できるコンテナー

【名前】
オートメーションの内容が簡単に把握できるようにわかりやすいものにする
・変数名は最初の文字を大文字に
・変数の用途を正確に表すわかりやすい名前に
・同じ変数名を使用しないことを推奨

【変数の型】
変数に格納されるデータの種類を定義
・プール型(Boolean) 真偽値(True,False)
・整数型(Int32) Integerと同じ
・文字列型(String)
オブジェクト型(Object)全てのデータ型のベースになる型
・データ型(System.Data.DataTable)表データ
・型の参照(Browse for Types…) オプション選択ができる

【スコープ】
変数が利用できる範囲を限定

【既定値】
多くの場合、変数の初期値はプロセスを通して変化する
署名(固定)→初期値から変更しない

UiPath Studio で新しい変数を作成する 4つの方法

1. [変数 (Variables)] パネルから作成する

2. アクティビティ本体の変数名を入力できる入力フィールドで Ctrl + K キーを押して作成する

3. アクティビティの [プロパティ] パネルから、変数を入力できる入力フィールドで Ctrl + K を押して作成する

4. アクティビティの入力フィールドを右クリックして、
[変数を作成] オプションを選択して作成する 
その後、変数パネルで、名前・型・スコープを入力する

※ Ctrl + K を使用する方法では、アクティビティに応じて、フィールドで必要な型の変数が宣言される



データ型

変数と引数は、特定のデータ型を定義する

文字列 String テキストを格納

数値 数値を格納
・Int32(符号付き整数)→ 10, 299, -100
・Lomg(long型整数)→ 54343534530, -11223423D
・Double(有効桁数は10進数で15~16桁)→19.1234567891011

プール値 Boolean TrueとFalseのいずれかを格納

コレクション 主に複雑なデータ処理に使用
・ArrayOf<T>(配列)→ 同じデータ型の複数の値を格納
・List(リスト)→ 配列と同様に同じデータ型の複数の値を格納
        配列とは異なり、サイズは動的に変化する
・Dictionary(ディクショナリ)→ (キーと値)のペアの形式で
 オブジェクトを格納するために使用 
 キーと値は別のデータ型でも可

データテーブル 大量の情報を格納できる変数

日付と時刻
・DateTime→ 特定の時間座標を格納 (mm/dd/yyyy hh:mm:ss)
 (日付を引く、当日の残り時間の計算など)
・TimeSpan→ 期間に関する情報を格納 (dd:hh:mm:ss)
 DateTime型の2つの変数間の期間を測定、その差異を格納

GenericValue   テキスト、数値、日付等あらゆる種類のデータを格納(UiPath固有の変数型) 受け取るデータ型が不確かな場合、一時的にのみ使用


データ型の変換メソッド

式のデータ型を別のデータ型に変更する方法

Convert.ToString   (指定された値を文字列に変換)

StrVar = Convert.ToString(IntVar)

Convert.ToInt32  (指定された値を符号付き整数に変換)

IntVar = ToInt32(StrVar)
IntVar = Clnt(StrVar)     文字列を整数に変換
IntVar = ToInt32(DblVar)    倍精度浮動小数点数を整数に変換

Double.ToString   (Double型の数値を文字列に変換)

StrVar = Dblver.ToString

Double.Parse   (数値の文字列型をDouble型の数値に変換)

Dblver = Parse(StrVar)

Boolean.ToString   (値をTrueとFalseのいずれかに変換)

ToString()

Convert.ToBoolean  (指定された値をBoolean値に変換)

ToBoolean(Int32)

ToString(DateTime) (DateTime型からString型への変換)

 DateTime.Now   現在の日付

Now.ToString("dd-MM-yyyy")     「01-06-2022」の日付形式を指定
DateTimeVar.ToString("dd-MM-yyyy")   



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?