見出し画像

真鴨とカルガモの食べ比べ

88歳のSGG(スーパージジイ)から真鴨とカルガモが家に届いた

尊敬の念を込めて周りからそう呼ばれているKさんは
鉄砲暦65年のベテラン!

今もシカ、イノシシ、カモ狩りに行っている

そのKさんから「今年もマガモが獲れたよー」
と送ってくれた

届いた箱を開けると処理されたカルガモが半身
そしてもう一つはマガモの内蔵と毛をむしった1羽が入っていた

マガモはとりあえずさばいた

マガモとカルガモの身はどちらも見た目は同じ
一見、見分けがつかない…


いくら食いしん坊の私でも一度に両方を食べたことはなく
まして自分で調理する機会は初めてのことである

胸肉はいずれも薄切りにし、マガモの端肉はミンチにしてツミレにした

ツミレは首肉、端肉にネギ、塩、片栗粉を入れたもの
硬くならないし臭みも全くなく食べやすい!
好きな味だった

ガラは水洗いとかせずにそのまま水から入れ、沸騰させないように中火でじっくりじっくりと煮てスープをとった

沸騰させない
これが正解!
全く臭みがなく、とてもあっさりとしているがいいスープができた
脂はあっさりとしていたのでそのまま残した

あとからSSGに聞いたら「僕は日本酒と紹興酒を半々入れてスープをとる」と言ってたので次はそうしてみようと思う

あぶらは全くしつこくないのでそのままいただく!天然の恵み

腿と手羽は小さいけど、塩をしてグリルで焼いた

胸肉は薄切りにして鍋に入れて、
煮過ぎないように気をつけながらポン酢でいただいた

カルガモは赤みの色からは想像できないほど食べやすかった
もっと鉄っぽさや癖がある味を想像していたら全く違った!

一方、渡り鳥であるマガモは野生味ある力強い味
煮たような身の色なのにこんなにも違うとは驚きであった

好みにもよるけど
カルガモは万人受け、
ジビエ好きにはマガモをオススメする(いつ?)

鍋の〆はフォーを入れていただいた

SSGは88歳最近は狩りには若いものが車で迎えに来てくれるそうだ

いつも笑顔で元気なSSG
年齢とはなんだろう?と考えてしまうくらい若々しいKさん

SSGバンザイ!

よろしければサポートお願いします! 励みと次の活力に繋がります。