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ミニシアターにて連日ソールドアウトの作品

ミニシアターでも毎日ソールドアウトの作品は珍しい。
ユニット「はひふのか」の大ヒット演劇シリーズを、
福山俊朗監督が映画化した「Moonlight Club」も3本目。

演劇の方は今まで発表された16作の半分ほどは拝見してきたのですが、
映画館で映画版を拝見したのは初めてでした。

演劇シリーズでの
舞台はショーパブの楽屋、
登場人物は、ショーに出演するお局シンガー(原田博行さん)と、その相方(福山俊朗さん)、そして近所のそば屋の女将(日詰千栄さん)の3人のみ。
いわゆるシットコム(シチュエーションコメディ)。

僕にとって、
彼らの作品を見るのは
映画「男はつらいよ」シリーズを観ているような感覚で、
笑って、時にほろりとさせられる大好きな時間なんですよね。

映画化されたことで、楽屋から飛び出し、ロケも入れることができ、表現できる幅が広がりました。

それでも基本的に3人のかけ合いの妙は変わりません。
昨晩、映画の後、3人と一緒に食事をしている際のこと。
役柄が染み付いているのか、
スイッチが入ると、
映画の延長のような会話のやりとりが始まります。
その自然さが映画の中にも現れていました。

僕は彼らを尊敬するのは、
「創ったねぇ。よかったねぇ」だけでは終わらないこと。
世の中に出した後も、彼ら自身の手で売り切っていくこと。
一作目、二作目も、昨日までの京都みなみ会館で上映されたそうですが、やはり、連日ソールドアウトだったことをフリーペーパーの記事で拝見しました。

さて、次は大阪のシアターセブンにて11月4日(土)から上映予定だったのですが、
今回、ソールドアウトが続いたこともあり、急遽、10月17日(火)に先行上映されることになったらしい。

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