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分蜂が止まらない

ここ3週間でニホンミツバチの分蜂が続き、嬉しい悲鳴があがっています。
とはいえ、増えた時のためにと期待を込めて建てたぶどう棚も既に3つ並んでしまい、いっぱいに。
ぶどうの木は植えたばかりなのに。
 
しかも、まだ分蜂しそうな気配があるとセンセーとセンパイはおっしゃいます。
となると次に箱を置く場所の確保も必要、いや、そもそも箱が足りません。
 
ニホンミツバチをやられる方々は、箱を自分で作るらしい。
もちろんセンセーもセンパイも作られています。
立派な代物を。
 
工作が苦手な僕は、最初の箱は完成品をネットで購入しました。
確か8,000円ほどだったかと。
その箱にも分蜂の一群が入ってしまったのです。
 
すぐに次の箱を用意しなくては……とネットで検索するのですが、既に売切状態で見つかりません。
「簡単に作れますって」
 センセーもセンパイ夫婦もおっしゃいますが、僕の不器用さは半端じゃありません。
ヤギ小屋を創った時も、近所の方々が見兼ねて、結局、全て創っていただいたくらいですから。
 
メルカリも含め、ネットサーフィンを続けていたところ、
「既にサイズに切ってあって、組み立てるだけの物がありますよ」
 とセンセーが教えてくださり、即購入します。
これまた8,000円ほどで2箱ほど作れる木の板の束が届きました。
 
ここで再び問題が。
組み立てるだけとはいえ、ネジは打たなくてはいけません。
「強度も考えるとネジの長さは10センチくらいはあった方がいいですよ」
 これまたセンセーが教えてくださりホームセンターで即購入します。
しかし、これで揃ったと安心してしまい、作業せずに2週間ほど放置状態。
 
そうこうしているうちに一昨日の分蜂で、箱が足りない状況が発生します。
なんとかセンパイ夫婦が持っていた箱でしのぎました。

そしてセンパイ夫婦は昨日から不在。
分蜂した場合、最悪、僕一人で対応しなくてはなりません。
 
切羽詰まらないと、やらないんだよなぁ……と自分を叱咤しながら、昨日、ようやく作ったわけです。
ネジ打ち機の充電はできていないし、
下に敷いていた下敷き用の板に打ち込んでしまうし、
斜めに打ち込んで板からネジははみ出るし、散々でしたが、
冷や汗をかきまくり、Tシャツ3枚着替えて、ようやく完成し、
いつでも対応できるよう車に積み込みました。
 
残り一箱も……今週中には作ります。たぶん。

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