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「きっかけ」が作る物語

 「きっかけ」とつぶやく度に不思議な言葉の響きだなぁとニヤニヤしてしまいます。
ロンドンパラリンピック「ゴールボール」金メダリストの中島茜選手。
岐阜県出身のパラリンピアン金メダリストは彼女が初めて。

彼女は岐阜盲学校入学時、一つ選ばなくてはいけない部活の選択肢にスポーツは入っていませんでした。
 
「ゴールボールの大会に出場したいけど、人が足りないから参加してくれない?」
 先輩から誘われ、断り切れず、ゴールボールを始めます。
それが「きっかけ」で、ゴールボールの世界に入り、
いつしか世界大会にも出場するようになり、
ロンドンパラリンピックでは日本代表選手に選ばれ、金メダルを獲得しました。
 
ゴールボールを「きっかけ」に、様々な旅ができ、様々な人たちと出会うことができたと楽しそうに語ります。
ホント楽しそうに。
現在は、ゴールボールの普及活動に力を入れ、イベントや講演活動で飛び回っていらっしゃいます。
 
コロナ禍で動きが停まり、戻らないこともあるけれど、
この3年で熟成され、様々な場所で芽吹き始めそうなことも多いと感じる日々。
 
昨日、中島選手を紹介してくださった映像ディレクターの服部さんも、
お目にかかる頻度の間隔が短くなりつつあります。
彼は僕の旅行作家としての活動を広げる「きっかけ」をくださった一人。
 
酒を飲みながら(服部さんは酒を飲まないので僕だけですが)、
バカバカしい旅番組を創ろうよと誘ってくださり、
YouTubeから始まり、NHK名古屋の旅番組に。
「温泉に浸かって、呑んで、酔っぱらって寝るだけの番組じゃねぇか!!」
 と視聴者からは、よく、からかわれていたけど。
町議会議員に出馬することが決まり、公職選挙法に触れる恐れがあるので辞めました。
 
あれから4年。
このところ様々な話が出始めているので、先月、改めて岐阜県選挙管理委員会に相談しました。
「地方議員のダブルワーク(「副業」っておっしゃったかもしれません)は認められていますし、少なくとも旅行作家「イシコ」で活動するのであれば問題ありません」
 とお墨付きをいただきました。
昨日の中島選手との「きっかけ」も含め、様々な「きっかけ」を大切に、これからも分野を超えて活動していきたいと思います。
 
写真は「ボールゴール」のゴール。
9メートルを3人で守ります。
アイシェードをつけ、
鈴が入っているボールを止める体験をしました。
簡単そうで難しく、様々なトリックにまんまとハマるなど、楽しかったなぁ。

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