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ひとり旅🟰一匹狼のイメージ?

基本的に旅はひとりです。
旅先のホテルに一週間ほど滞在し、
毎朝、雑記を綴り、
朝食を食べたら、出掛けていき、
バスや電車に乗り、
気が向いた場所で降りて淡々と歩き周り、
時に喫茶店やカフェで地域の方々の会話を盗み聞きし、
公園のベンチに座り、遊ぶ子どもたちを眺め、
その地域に銭湯があれば入り、
風呂上がりに定食屋に立ち寄って、晩酌しながら早めの夕食をいただき、
ホテルに戻り本を開いて一日が終わるというのが僕のひとり旅の日常。
 
ひとり旅=一匹狼と解釈され、
町議会議員の活動に孤軍奮闘の姿を求める方がいらっしゃいます。
「闘う内容は?」と聞いても返ってこない。
単に彼らのイメージは、執行部(役場の中心人物)と先輩議員と闘っているところなのだとか。
「喧嘩してくれるだけでスッキリするんだよ!」
 と。
そう言われてもなぁ。
たいてい失望されて帰って行かれます。
 
一匹狼として訴える姿はカッコいいかもしれません。
しかし、政治の場合、一匹狼で変えていくことは不可能とまでは言わないけれど難しい。
「そんなに一匹狼になりたければ、議員はお辞めになった方がいい。
首長に立候補なさったらどうですか?」
 4年前、岐阜県の新人議員研修の場所で、講師に「議員は一匹狼。常にかみつかなくちゃいけない!」的に主張した新人議員に対し、返答されておられました。
 
日本は議会制民主主義で、有権者から選ばれた代表者の「話し合い政治」の制度です。
主張だけして、「話し合い」という基本的なスタンスができていなければ、物事は、なかなか動きません。
執行部も議員も人間なのですから。
 
距離感は大切にしていますが、
潤滑油となる雑談も必要だし、
言葉のイメージは悪いですが、「根回し」なる準備が必要な場合もあります。
この「話し合い政治」の部分が、有権者から見たら、「なれ合い」に見えることもあるのでしょう。
 
昨日から12月議会が始まりました。
淡々と粛々と一つずつ積み重ねていきたいと思います。

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