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職業としての町議会議員について問われ……

この夏は学生たちから仕事に関するメールインタビュー依頼が続きました。
ひとりは中学生の夏休みの宿題、
ひとりは大学生の就活研究のため。
 
現在、僕は旅行作家と町議会議員と二つの仕事をしています。
ダブルワークとして聞かれることもあるけれど、
どちらかにスポットが当たることが多い。
その場合、「旅行作家」が多いけれど、今回は二人とも「町議会議員」について。
 
まず、町議会議員になった理由を問われます。
町の声を役場につなげ、一緒に形にしていくことにやりがいを感じたので……と今は言えるけれど、
実は選挙の半年ほど前、住んでいる地域の方々から出馬(選挙に立候補すること)を依頼されるまで、人生で、この職業に就くことを想像したことは一度もありませんでしたと正直に答えました。
 
仕事内容を問われ、改めて考え、簡潔に3つを書き記します。
1:町の課題(問題)を解決すること。
2:税金の使い方を監視すること。
3:町の未来を考えて提案すること。
と。
 
中学生からは、その職業につくための方法(必要な資格や技術)を問われ、戸惑います。
「選挙に立候補して当選すること」なんでしょうね。
ちなみに満25歳以上であれば、特に資格や技術はいりません。
 
大学生からは労働環境に関してということで勤務時間と休日も問われます。
年4回(3月、6月、9月、12月)の定例議会(約2週間)、月に1回の役場の課長以上との会議、式典以外は、決まっていません。
基本的に上記以外は自分でスケジュールを決めることができるかなぁ。
 
そして、最後に仕事に対する思いを尋ねられます。
力不足で、なかなかないけれど、町の問題が少しでも解決に近づくことを実感できたときは嬉しいし、
微力ながらも自分が住んでいる町づくりに携われることはやりがいを感じます。
苦労と厳しさも綴りました。
人によって、また立ち位置によって考え方は違います。
両立できることもあるけれど、できないことも多い。
できない場合、理由を述べますが、なかなか納得してもらえず、それが原因で嫌われる場合があることは辛いかなぁと。
 
インタビューされると、頭を整理することができていいんですよね。

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