パスポート申請格闘記
引き出しの奥に眠るパスポートを手に取り、驚きました。
期限が切れてから4年以上が経過していたのです。
海外の話がある度に、パスポートを取り直さなくてはと思ったのですが、なかなか実現に至りませんでした。
僕自身も、どこかでしばらく海外はいいかなと考えていたのかもしれません。
しかし、先日、ふと、朝、目覚めたら、
「あっ、そうだ。パスポートを取り直しておこう」
と思ったのです。
漫画で思いついた時に描かれる電球がパッと点くかのように。
証明写真専用アプリをダウンロードして撮影し、
コンビニでプリントアウトし、
必要書類の戸籍謄本もコンビニで取り出せるようになったのでマイナンバーカードをかざします。
しかし、「自治体メンテナンス中」的な表記が出て取れません。
そういえば様々なシステム変更の対応中だったなぁと議会の案件を思い出し、役場窓口へ。
県庁で取得するつもりでしたが、役場でもパスポート申請できるのです。
ちなみに取得日数は県庁であれば5日間、役場であれば8日間。
こうして無事、申請修了……の予定でした。
昨日の議会最終日の昼食時のこと。
議会事務局へ連絡が入り、
「住民環境課」から、お話があるらしい。
午前中、僕の一般質問のテーマ「環境対策」の件かと思ったら、パスポートの件でした。
顔写真不鮮明の理由で申請が通らなかったのです。
そこで役場近くのドラッグストアに向かい、
設置されているボックス写真で撮影して持っていくと
「写真がぼやけているような……」
と担当者がつぶやき、僕も見直すと確かに少しピンボケ気味。
機械が古かったのかもしれません。
「写真館が確実です」
とアドバイスを受け、これまた役場近くの写真館に車を走らせます。
写真館で、そんな簡単に証明写真を取ってもらえるのかなぁと思いながら。
すると証明写真の上りも立っていました。
よく通る道なのに見てないものですね。
あっけなく、10分ほどで出来上がりました、
なんとか昼休みの間に再申請でき、
なんとか年内にパスポートが出来上がりそうです。
そんなに急がなくてもよかったのにね。
今、使用済みのパスポートを眺めていたら、一番出入りが激しかった時期は2008年12月でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?