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満開と見頃の違い

 「見頃」と「満開」は類似語ですが、厳密には違うらしい。
「見頃」は、花見をするに適した時期、
「満開」は、各地で選定されているソメイヨシノの標本木の花芽のうち、80%以上が咲いている状態なのだとか。
 
ソメイヨシノということは「サクラ」なので、梅の場合は「満開」でなく、「見頃」を使った方がいいのでしょう。
 
現在、安八百梅園は見頃です。
このところ知人友人とSNSの上でのやりとりに梅園の写真を添えることも多い。
 
一方、我が家の場合の見頃に関しては、「花見をするのに適した」を重視すると、少し早くなります。
一般的な見頃の時期、安八百梅園は混雑しているんですよね。
梅まつりが開催される1カ月の期間中、10時~16時の集客計算で約5万人訪れ、観光バスもわんさかやってきます。
今年は「梅まつり」が中止で、
ガイドや盆梅、飲食の売店などの出店もなく、
特産品の1ブースだけにもかかわらず、それでも相変わらず来場者は多い。
ありがたいことです。
 
駐車場で遠い位置に停めると車椅子で連れて回る距離が長くなり、母が嫌がります。
ホントわがままなんだよなぁ。
 
そこで、我が家の場合、3分咲き程度の頃を狙って伺います。
平日の昼間であれば、写真のように母は園内の一部は車から降りないで梅の花を楽しむことができるから。
ドライブスルー花見と呼んでいます。
 
我が家の庭にも、3年ほど前、ご縁があり、南高梅を入れました。
サクラは毛虫の手入れをしないといけないけれど、梅はつかないので手入れが楽と聞いたのです。
 
しかし、いくら楽とはいえ、僕はズボラ過ぎたようで、
腐葉土どころか肥料もおかず、水も切らし気味。
2年目は花も咲き、梅も30粒ほど収穫でき、大好きな梅干しも作ったのですが、
昨年は花や葉もつかず、当然、梅も収穫できず、
一時期、僕のような素人が見ても、枯れたのではと思うほど木が弱っていました。
「サクラ切るバカ、梅切らぬバカ」
と言われるように、先輩の庭師のアドバイスの元、自分で剪定もして、
水や肥料にも注意し、今年は見事、復活し、現在、見頃となりました。
以後、気をつけます。
 

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