見出し画像

田おこしとの格闘?

今年から作付面積が増えた田んぼの畔の草刈と田おこしに追われていました。
田んぼには天気都合に加えて、土都合というものもあります。
 
先週のように一週間、ほぼ晴れが続いても、水はけの悪い田んぼは、まだ柔らかい田んぼも多い。
土質、高低差、田んぼをおこした回数など様々な要素で全く違う表情を見せます。
人間と同じで、田んぼもそれぞれ。
 
長靴で田んぼの中に入っていき、
「ここはイケそうだな」、
「この田んぼは僕の運転技術では難しいかなぁ」
 などと田んぼを歩き回りながら、トラクターのスケジュールを組んでいきます。
 
先輩たちが、新しく中古のトラクターを購入したこともあり、
もう一台のトラクターの合鍵を僕が持ち、
自分の好きな時間に乗っていき、運転できるようになったことは大きい。
自分都合で動くことができるのですから。
 
今の時期は明るい時間が長い。
民家が近くにない田んぼであれば、早朝からトラクターや草刈機を稼働させることだってできるし、
夕方、2時間だけトラクターに乗ることだってできます。
 
農家は大変な仕事だけれど、お天気都合を見ながら自分都合で動くことができることはありがたい。
今後、田んぼの利益課題は考えていかなくてはいけないけれど、僕のような隙間時間にできる人にとっては、改めていい仕事だなぁと思っているところ。
 
いい気分転換にもなるし、
人相手のように気を遣わなくてもいいしね。
自然に対する気遣いは必要だけれど、間違っても文句は言われません。
自分都合のしっぺ返しを食らうだけ。
そこで、また学べばいいのですから。
 
僕の住む地区は安八町内の中でも田んぼが細かく分かれていて、狭いと言われています。
だから大農家が生まれないらしい。
大農家ではなくても、ダブルワークの農家の成り立ちを模索していけたらなぁと思っています。
 
狭いと言っても、佐渡島で棚田を見てきた後のせいか、昨日はメチャクチャ広く感じました。
今日も田おこしは続きます。
明日から、しばらく天気が悪そうだからなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?