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「倶会一処(くえいっしょ)」

意外に知らないまま過ごしている(た)ことは多い。
「パンケーキとホットケーキの違い」とか「相殺」の読み方とか。
別に知らなくても生活できるのですが、
せっかく気になったんだったらその場で調べた方が面白い。
忘れちゃうから。
 
10年近く参加している地域の集会所で行われる法名供養。
地域で亡くなられた方々を偲んで経をあげます。
いつくらいからやられているのかはわからないけれど、
掛け軸には、ざっと300の戒名は刻まれているでしょうか。
父と祖母の戒名は見つけました。
 
掛け軸の一番上に
「倶会一処(くえいっしょ)」
と書かれています。
毎年、目にしているのですが、「何だろう」と思っているうちに当たり前の風景になってしまい、いつしか疑問にも思わない。
 
昨日は後援会の会長が隣の席で、その話になったついでに、うかがうと教えてくださいました。
浄土の仏・菩薩たちと一緒に出会うことを指すようで、
亡くなったら、すぐに浄土で生まれ、ご先祖さまと会いたいと願う言葉の現れらしい。
 
「涅槃」と「浄土」って、どう違うの?
 
ふと次の疑問がわいたところで経をあげる時間になりました。
疑問に思ったことも忘れてしまう年頃です。
で、今、綴りながら思い出し、調べたところ。
どうやら、ほぼ同じ意味と思っていいようです。

写真はミャンマー。
袈裟をまとった人を、よく見かけるのですが多種多様。
ラップでも歌い出しそうな、この方は手に違法コピーのDVDをお持ちでした。
 

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