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少年補導員って何するの?

夜の学校のプールに忍び込み、月が浮かぶ水面を眺めてから泳ぐ……子どもの頃、憧れていました。
夏休みの夜間街頭パトロールで町内を巡る度に思い出します。
 
少年補導員に任命されて、3年ほど経ちました。
コロナ禍で活動もほとんどなく、会議も書面上のみ。
今年度に入り、ようやく少しずつ動き始めています。
と言っても正直なところ、未だに僕は、よく理解できていません。
そんなことじゃダメなんですけどね。
 
現在、大垣市の墨俣地区と安八町で少年補導員5名。
大垣市と安八町の組合立中学校があるので、
大垣市墨俣地区2名と安八町3名から選ばれる構成になっています。
 
昨晩、夜間パトロールを終えた後、21時までやっている町内施設のロビーで、
缶コーヒーを飲みながら少年補導員のベテランの方々から、過去の活動をうかがっていました。
当然、思い出話に。
 
昔は、夏休みの時期に回ると、プールに忍び込んで泳いでいる学生たちがいることが時折、あったらしい。

パトロールが来ると隠れます。
自転車が止まっているので、名前もわかります。
「○○く~ん。おるんやろ?
お母さん、よく知っとるんやて。
言わへんで出てこやぁ」
 と声をかけたようです。
何だか微笑ましい。
 
昔は夏休み以外も月に一度は街頭パトロールをやっていたらしい。
当時は、夜間、中学生がコンビニの外で集まっていることがあったようです。
 
そういえば10年ほど前、教育委員を務めていた頃、街頭パトロール中にコンビニの外にいるヤンキー座りの中学生たちに話しかけたことがありました。
「うぜぇ」と言われながら。
怖かったなぁ。
ただでさえ人見知りで自分から声をかけることがないのに、
お役目がなければしなかったでしょう。
あの時に思ったんだよなぁ。
格闘技とまではいわないけれど、護身術は習っておいた方が心強いなぁと。
結局、習ってないけどね。

写真はリトアニアにて。

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