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開票立会人の仕事

昨晩、第20回岐阜県知事選挙の安八町開票所にて、「立会人」という貴重な体験をさせていただきました。
投票事務の公平性を保つために立ち会う方は「投票立会人」で、
僕が仰せつかったのは開票事務に立ち会う「開票立会人」。
 
案内された席に座ると目の前には、
第一部整理係(投票箱を開けて、候補者名が貼られた箱ごとにわけていきます)、
第二部整理係(第一部整理係から受け取った箱の中身を再度チェックしながら、数える作業もしていきます)、
計数機係(紙幣を数えるような機械が置かれています)、点検係、計算係、採点係と並んでいます。
役場職員が約50名作業されていました。
 
コロナ禍ということもあり、作業者はもちろんのこと、立会人もマスクの上からフェイスシールド、手には青の手袋を着用します。
SFの世界に放り込まれたようで一生忘れられない光景でした。
 
立会人の仕事は投票箱が空になっているかどうかをチェックの後、
100枚ずつ束になった完全有効票(枠の中に候補者の名前が書かれている用紙)がお盆に乗って運ばれ、
立会人がチェックし、一番上の赤い表紙に一束づつ印鑑を押します。
ちなみにシャチハタは不可。
 
完全有効票の後、有効票か無効票の判断が必要な投票用紙が運ばれ、職員から説明を受け、確認後、捺印します。
何も書かれていない用紙(白票)は無効票、
苗字だけ書かれている用紙は今回の場合、有効票(同じ苗字の候補者がいる場合は1票を振り分けます)、
候補者名は書かれているのですが、横にメッセージが添えられている用紙は無効票になります。
候補者以外の名前が書かれている無効票もありました。
 
こうして開票開始から約1時間10分で6121票(無効票40票)の開票が無事、終了。
安八町の投票率は50.81%、江崎候補が2,844票、古田候補が2,774票、稲垣候補が278票、新田候補が185票でした。
ニュースで報じられているように岐阜県全体では古田現職が5期目の当選です。
 
写真がないのでクラウドにダメ元で「投票」や「投じる」など、いろいろ入力していたら、ワガドゥグで遊んでいた子どもの写真が出てきました。

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