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引きこもる可能性

 旅も散歩も好きだし、畑や田んぼもやり始めてはいますが、僕はアウトドア派よりインドア派だと思います。
アウトドア派かインドア派かというより一人が好きなのかもしれません。

昔、ある企画で約2週間、ほぼ連絡はシャットダウンして部屋に閉じこもっていたことがありました。
出かけたのは近所のコンビニに何度か行ったくらい。
全く苦にならず、逆に快適で、きっかけが、あったら、このまま引きこもるかもなぁと思いました。
ホントウに。

ひきこもり100万人時代と言われて久しい。
それぞれの理由があるでしょうから、気持ちはわかるなどという安易なことは言うつもりはないけれど、僕に関して言えば、きっかけ次第で引きこもる、いや、環境によっては畑はやりそうだから、人と関わらない生活と言った方がいいのかな、その可能性は充分あります。

公開中の映画「名も無い日」のあっくん(オダギリジョーさん)が、そうだったのかどうかは想像でしかないけれど、
もし、彼と同じような環境だったら、
同じように、極力、他人と関わらない仕事をして、
ひっそり暮らす選択肢を選ぶ自分を想像しながら拝見していました。

写真はカンボジアはプノンペン。
長い旅中に好奇心が摩耗し、
一週間近く、ビールなどの買い物以外は、ほぼホテルに籠っていました。
ホテルの窓から街を眺めていた日々(道を挟んだベランダで、やはり街を眺めていた高齢者のおじさまとよく目が合ってたなぁ)、
そしてテレビに流れるNHKWORD-JAPANを見ながら
「そろそろ日本に帰るかなぁ」とつぶやき、
アサヒスーパードライ(現地のスーパーに並んでいました)をちびちび飲んでいた日々が記憶に刻まれています。
ビールのつまみに、ホテル前に来るシジミ売りから、唐辛子をまぶしたシジミを買ったことも。
 

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