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今年、最後の冒険

コースの中に2つの城があることはもちろんですが、大垣市と安八町を結ぶ国指定重要文化財の鉄橋があることも「おおがきマラソン」の魅力の一つなんでしょうね。

久しぶりのハーフマラソン挑戦でした。
4、5年ぶりかと。

それまでは町内の友人たちの集まりで連れて行っていただき、
年に一度ほどマラソン大会に参加していました。
今回、彼らに相談しようかとも思ったのですが、現在、マラソン活動ではなく登山活動になっているのと、
僕自身、ギリギリまで参加できるかどうか確信がなく、
言い出しっぺで断念したら申し訳ないので一人でエントリーしました。

そうまでしてエントリーした理由は、コロナ禍以降のマラソン大会を一度、体験してみたかったから。

1週間前から体調チェックシートで健康管理が義務づけられています。
体温も毎日測定なのですが、
こういう時に限って、
非接触体温計がエラーメッセージ。
以前、使っていた電子体温計を引っ張り出しました。

練習の方はというと、
久しぶりに走ると1キロが長いこと、長いこと。
そして、2日後、たいてい膝が痛くなります。
それでも1週間に1度、
11月に入ってからは週に2度ほど走ることで、
膝周りの筋肉がついてきたのか、
7キロほど走っても痛くなくなりました。

これならイケるかなと当日を迎えます。
送られてきた抗原キットで検査し、スマホで写真に記録し、自宅から車で10分ほどの無料駐車場へ。
マラソンに1人で参加するのは初めてですが、これはこれで気楽でいいものです。
スタート1時間ほど前まで車の中で、コーヒーを飲みながら、ラジオを聴いていました。

駐車場から会場までのバス(5分ごとに往復するので便利です)で向かい、
受付にて健康管理チェックシートを提出、
抗原検査の写真提示を済ませ、
スポーツセンターで着替え、
荷物を預けてスタート地点まで歩いて向かいます。

ランナー全員のマスク着用の光景は新鮮です。
「マスクのまま走るのかな?」と思いきや、
スタートして人がバラけ始めたら、はずし始めるようで、僕も、それに習ってはずしました。

下駄で走る若者、
パンダの着ぐるみをかぶった方、
サンタの格好をした2人組の女性など見ていて楽しいランナーから、
人生を想像させてくれる70代のランナー(意外にいらっしゃいます)まで様々。

馴染みのある故郷の道ですが、散歩ならぬ散走目線の視点は、また違い、
何より広い車道の真ん中を走るのは気持ちいい。
と綴りつつも最後の5キロは、かなり、しんどかったです。
でも何とか完走することができました。
寒い中、沿道で応援してくださった皆さま、ありがとうございました。

現在、ふくらはぎに少し違和感があるくらいですが、
痛みが出るとしたら明日以降なんだろうなぁ。
今週、階段は手すりを使っているかもしれません。
とにもかくにも今年、最後の冒険が終わりました。

 

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