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宮本武蔵の墓

「初めの少しのゆがみが、あとには大きくゆがむものである」
宮本武蔵の言葉らしい。
昔、整体師から言われたことがありました。
僕の場合、骨のことだったけれど、いろいろな場面に通用しそうな言葉だなぁと思った記憶があります。
 
お恥ずかしながら、宮本武蔵に関して全くと言っていいほど知りません。
生涯無敗だったとか、五輪書を残したとか聞いても、どこかで漫画の世界の人だと思っていました。
僕の中では「北斗の拳」のケンシロウと同列だったのです。
 
昨日、宮本武蔵の墓(左が本人で、右がご両親)の前で手を合わせ、「実在しているとは思いませんでした」と謝りました。
今年、吉川英治「宮本武蔵」を拝読したいと思います。
井上雄彦「バカボンド」も。
 
話は戻りますが、「北斗の拳」といえば、高校生の頃、ハマっていたなぁ。
登場人物の中でトキが好きでした。
相手の技を利用する合気道のような感じに憧れたのです。
影響されて高校の体育の授業で剣道があった際、トキのマネをしていたっけ。
しかし、僕は、もろに技を受け、つまり、「メ~ン(面)!」、「ド~ウ(銅)!」など、相手の技を利用する前に既に勝負が決まっていて、
「やる気あるのかぁ!」
パンチパーマの体育教師から叱られていました。
 
ただ、武道も格闘技も好きなようで、
上京してからも極真空手の道場に通ったこともあれば、ブラジリアン柔術を習ったこともありました。
どちらも1ヶ月(極真空手)、半年(ブラジリアン柔術)で挫折。
「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」
 宮本武蔵の言葉とは程遠い。
観るのが好きなんでしょうね。

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