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空想旅から仮想旅、そして旅へ…となることもあります。

籠っている時間も好きだからなぁ。
「だって旅に行けなかったら仕事できないでしょ?」
 と問われたので、いつもの答えでと思ったのですが止めました。
 
先方は、どうやらコロナ禍が続き、精神的にまいってしまったらしい。
メッセージのやりとりだったので感情が今ひとつ見えないけれど、かなり深刻なように感じました。
こんな時、「籠っている時間も好きだから」=「プラス思考」と捉えられると、嫌な気分になることもあるらしい。
「プラス思考が癇に障るんだよ!」
と以前、言われたことがあるので。
ましてや「できない理由よりできる方法を探そうよ」など励ましの言葉は危険。
エネルギーが枯渇している状態の不登校の生徒に、エネルギーを出せと励ますのに近い。
 
「仕方がないから空想旅しています」
 と打って送信すると、
「空想旅?」
 と返ってきたので説明しました。
 
ここ行ってみたいなぁから始まり、行き方を調べるところから。
次に来週など適当に日時を想定して、時刻表で調べ、宿泊先も決めていきます。
「あれ?高いのは、時期が悪いからか?」
 と時期も調べるなど探っているうちに空想旅から仮想旅へと変わっていき、頭の中でリアルに描かれていくようになっていきます。
「一週間あれば、ここも行けるんじゃないか?」
 と仮想旅から再び空想旅に戻り、それが一ヶ月、一年と延びていくことも。
空想だろうが仮想だろうが、お金はかからないので自由に組んでいけばいい。
昨日は、道の駅ベスト30の2020版をネットニュースで見かけたので、車旅を空想していました。
 
あくまで空想なので、強い意志を持って動くことはなく、進みは遅いけれど、実現することだってあります。
セカイサンポで周った世界一周にしろ、高速バスの乗り継ぎ日本縦断旅も元々は空想旅。
少なくとも僕は、頭の片隅に思い描いているうちに機会が巡ってきました。
10個思い描いているうちの1個かもしれないけど、それで充分です。
 
7月の1泊2日日本一周も元々は空想旅でした。
飛行機ばかり乗っていた記憶が残っています。

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