スケアクロウ
昔好きだった女の夢を見た。
その子に関して今でも思い出すことが2つ。
家に泊まりに行った時、たこ焼きをしたのだが、具が豚肉だったこと。
その子を自転車の後ろに乗せて、大学から駅まで送る時の空気。
この空気は今でもしっかり胸の中にあって、鍵さえあればすぐにアクセスできる。
その鍵はthe pillowsの「スケアクロウ」という曲を聴くこと。
俺が音楽が好きなのは、こういった「空気」を含めて記憶に残してくれるからだ。
それは例えばYUKIのドラマチック、RADWIMPSの愛し、ペトロールズのprofile。
他にもたくさんある。
それが多くなればなるほど、俺の心には大切な思い出と、えも言われぬ空気が保存されるのだ。
今朝、久しぶりにスケアクロウを聴いた。
その子とは、なんとなく「仲良し」の枠から出られなかった。
もちろんキスもしてないし、好きだと伝えてもいない。
今なら上手く言えるだろうかと、また無意味なことを考える。
結構前に気付いたのだが、俺はこう言う無駄なことを考えるのが好きだ。
すごくエモい。
でも今はこれから始まる商談の方が大切なので、BiSHのmy landscapeを聴いてジンバブエでいた時の必死さを思い出そう。
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